キム氏は、今年1月に社民党の参院選比例代表の公認候補となったことを発表。会見を開き、すでに活動していたものの、6日に公認の辞退が報じられていた。
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発表後、社民党副党首の大椿氏はツイッターでキム氏に呼びかけ、「あなたのために準備をして来た 社民党の党員、あなたのために集会等を準備し応援して来た人たちに、顔を見せて、ちゃんと説明と謝罪を済ませてから他党から立候補すべきですね」と指摘。「これまでかかった経費も整理してから立候補すべきです。順番が違います」と怒りを露わにした。
さらに、大椿氏は「あなたが辞退の意向を示された時、『れいわから声がかかっているのか』と 社民党の服部幹事長が尋ねました。『それはない』と言っていましが、予想があたりましたね」とキム氏が一時はれいわとの関わりを否定していたことを暴露した。
しかしその後、大椿氏は一連のツイートについて、「ご本人の属性に対する攻撃や差別を誘発する懸念があるとの指摘を受けたので、削除します」と報告。「個人に対する発言であったとしても、それがどう波及していくかに対し、十分に思い至らなかった点を深く反省します」と綴っていた。
なお、キム氏は自身のホームページ上で、社民党の公認辞退の理由について、「私の不徳の致すところであり、私の一身上の都合」と説明。「今後につきましては、無所属にて選挙区から立候補することを現在、模索しております」と綴っていたものの、現在、そのページは削除されている。
この一連の騒動に、ネット上からは「そりゃあ社民党もキレるわ」「まさか鞍替えって…」「こんな騙し討ちみたいな候補擁立はないわ」「恩を仇で返されたと思っても仕方ない」といった声が集まっていた。
記事内の引用について
大椿ゆうこ公式ツイッターより https://twitter.com/ohtsubakiyuko
キムテヨン氏公式ホームページより https://www.kim-taeyoung.jp/