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同イベントはインフルエンサーと企業を繋ぐ目的で開催され、会場ではインフルエンサーたちが企業の担当者と直接対話して話題の商品や新商品を試したり、フォトスポットや展示ブースを楽しんだ。
三原はそんな中登壇すると、若い来場者を見回し、「若い方がいっぱい。綺麗な方もいっぱいで何を話していいのか」と照れ笑い。三原がかつてはアイドルであったことを知らない世代も多く、「自民党の女性議員ですが、元々は芸能界にいたんです。知らないと思うけど、みなさんのおじいちゃんおばあちゃんなら知っているかな。『金八先生』に出ていました。元祖不良少女の役をやっていた人なんです」と自己紹介。
「女優もやったし、歌も歌って、アイドルもやったり、モータースポーツもやっていました」と自分のプロフィールを話すと、「でもそんな仕事をしていた頃にガンになった。ガンになってガンで苦しんでいる人がいっぱいいることをその時初めて知って、子どもも、若い人たちでもガンになるんだって。これはなんとかしなければと思って、全部仕事を辞めて選挙に出ました。それで国会議員になったのが今から12年前です」と話す。
現在の活動についても「わたしのメインの仕事は、女性の健康や活躍、女性がどうしたら健康で美しくいられるかなという点に力を注ぐこと」と述べ、「みなさん、あんまり政治に関心がないかもしれないけど、今の社会は女性が働いて、家事もやって、子育てもして、介護もしてって……。そういうのをもっと男女平等にしましょうってことで活動しているんです。国会にもっと女性議員が入っていかないとそういうことは変わらない。おじちゃんばかりだと変わらないんです」と呼びかける。
日本の人口が減っていることにも触れ、「これねすごく大変なこと。働く人も減る。経済はどうなる? 今ロシアとウクライナが大変なことになっているけど、日本には警察や自衛隊やお医者さんとか大事な仕事をしている人がたくさん。そういう人も減っているんです。そうなると国の力は小さくなる。日本の力が弱くなっていいことは何もない。中国よりアメリカより強くなりたい、一番になりたいって思いますよね。人口を増やすために女性が生きやすい社会を作ることが大切。そのために女性が生活しやすい、生きやすい、結婚しやすい社会を作ることが大切。そこに力を入れていきたい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)