2014年の放送開始以降、視聴者のスカッとする投稿を中心にショートドラマを制作。木下ほうか演じる「イヤミ課長シリーズ」や、山村紅葉および夏川加奈子が演じる「モンスター○○シリーズ」、小林麻耶演じる「ぶりっ子悪女シリーズ」など、有名芸能人が演じる人気シリーズを続々と生み出した。
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番組は計8年間続いた事になるが、最終回を迎える2年ほど前から「ネタ切れでは?」「作り話にしか思えない」といった疑惑の声が視聴者から相次いでおり、人気は急落。2020年以降は、ネタ切れと同時に「パクリ疑惑」まで囁かれるようになっていた。
『スカジャパ』がパクったとされる番組は、日本テレビ系で2018年から現在も放送されている『THE突破ファイル』である。『スカジャパ』と同じく、内村光良が司会を担当する本番組は、絶体絶命のピンチを閃きにより突破する「突破術」をショートドラマ化するという内容で、『スカジャパ』とは差異化が行われていたが、2020年頃から『スカジャパ』では、『突破ファイル』を明らかに意識したと思われる「密室からの脱出ネタ」等が頻繁に放送されるようになり、シリーズ終了に拍車をかけることになった。
だが、2022年『スカジャパ』が終わった今、今度は『突破ファイル』もピンチが訪れているという。
『突破ファイル』は再現の最後には、実際に起こった事件の新聞記事を画面表示させるなど「実話である」事を押し出していたが、現在は出典不明のかなり怪しいストーリーも放送されるようになっているのだ。
また、番組開始当初『突破ファイル』は、EXITや宮下草薙、ぺこぱ、四千頭身といった人気の若手漫才やコントグループを俳優として起用し、アクションシーンや大がかりなロケ企画などを行っていたが、コロナ流行等の影響もあり、最近では控えめになっているほか、かつて『スカジャパ』が行っていたような、視聴者による投稿企画である「その手があったか ひらめきトッパーマン」が放送されるなど、『スカジャパ』とあまり大差ない内容が放送されている。
『突破ファイル』は、今年で放送開始4年。『スカジャパ』と同じく如実に力が衰えてくる時期と思われるが、果たして乗り切る事はできるか……?