この日の第2試合(飯野、ディーノ、今成組VS大鷲透、平田一喜、石田有輝)で、フェロモンズはレフェリーが昏倒している間に、お下劣殺法で石田を失神に追い込み、なおも攻撃を続けた。たまらず今林GMが試合を止めたため、試合は無効試合に。
その後、フェロモンズは第5試合終了後、リングに上がり、ディーノが「GMにお願いがあって来た。5.1横浜武道館のフェロモンズの試合は何か考えてるのか? どうしても戦いたい相手がいるんだ。そいつは少々大物で我々が普通にオファーしても、おそらくYESとは言いやがらない。だからGMの力を使って、そのカード実現に動いてほしい」と懇願。
今林GMが「選手のやりたいカードを実現するのはGMの仕事。どれくらい大物か分からないけど、俺のできる範囲で実現できるよう頑張るよ。誰なんだ?」と応じると、ディーノは「我々が戦いたい相手はユー!」と今林GMに対戦要求。今林GMが「やだよ。それそもレスラーじゃねぇし。何で俺とやりたいんだ?」と問うと、ディーノは「我々の試合をいつも止めるだろ。だからテメエをリング上で制裁して二度とそういうことさせない」と迫った。
今林GMが拒むと、フェロモンズは実力行使に出て、今林GMの顔を飯野の尻にぶち込もうとした。ここでAKIRAが救出に入り、「フェロモンズにやられてばっかりだと聞いて、様子を見に来たんです。悔しくないですか? こんなヤツらにやられて、そんな姿さらして。俺と一緒に戦いましょう」と共闘アピール。
なおも、今林GMが「レスラーじゃないんで」と言うと、AKIRAは「レスラーじゃないかもしれないけど、父親だろ!息子たちにそんな姿見せて、それで終わっていいのか。俺と一緒に戦おう。やり返してやろうじゃねぇか!」とゲキと飛ばすと、今林GMは「子どもたちにやられっ放しの姿、見せ続けるわけにはいかない」と決起。もう一人のパートーナーについて、AKIRAは「今林さん、アンタと2人でリングにいると、思い出しますね。15年前のマッスルを。マッスル坂井がいるじゃないですか」として、今林GM、AKIRA、坂井のトリオでの出陣を決めた。
(どら増田)