このスキャンダルによって再びささやかれたのは、“木下”の呪いだ。芸能界ではこの数年、木下が犯した悪事で芸能界の居場所を失う事態が続いている。“余震”をみずから起こしたのは、木下優樹菜だ。
>>おぎやはぎ小木、木下ほうかに「よくよく考えたらやってそう」仕事でも共演、性加害疑惑に持論<<
19年に、実姉が勤めていたタピオカドリンク店の店主にインスタグラムを通じて恫喝と思えるメッセージを送信し、ネットが炎上したことで、芸能活動をやむを得ず休止。同年末に、FUJIWARAの藤本敏史と離婚。翌20年7月に、芸能界から身を引いた。
“元タレント”の肩書に成り下がった昨年は、ヤンキー系アパレルブランドのモデルとして復帰。インスタ、YouTubeチャンネルで、離婚の原因とうわさされた現在のパートナーであるJリーガーの三幸秀稔選手(大宮アルディージャ)とのラブラブ生活を公開。今年3月17日に全裸写真集「CORRECT」(双葉社)を出版して起死回生を狙ったが、全裸とは名ばかりで、乳首を隠す詐欺に酷評の嵐。売り上げも初週で約3000部と爆死で、かつてのインフルエンサーは見る影もない。
“木下”で現在、ネットニュースをにぎわせているのは女子プロレスラーのジャガー横田の夫・木下博勝氏。ひとり息子の大維志くんが高校受験に失敗し続ける様子をインスタで更新。10校を受験して、1校に合格。家族の内情を明かし続け、Yahoo!のアクセスランキング(エンタメ)で上位をキープした。
それに伴い、博勝さんの過去の悪行が掘り起こされた。19年には、かつて勤務していた「医療法人社団 颯心会」で暴言・パワハラを繰り返していたことを、「週刊文春デジタル」が音声と証言によって報道。その5年前には「FRIDAY」が、沖縄在住の女性と月額およそ20万円で愛人契約を結んでいたことを、LINEのやりとりをつけて暴露している。これらが息子の高校受験によって再び報じられ、現役医師のウラの顔が暴かれた。
「木下といえば、後輩芸人にペットボトルを投げるパワハラで地上波から消えたTKOの木下隆行さんも……。元都議の木下富美子さんは、道路交通法違反の罪に問われて議員を辞職。免許停止期間中に7回も車を運転しており、昨年7月には後続車と衝突して、自動車運転死傷処罰法違反などの疑いで書類送検されています」(芸能ライター)
21年8月には、中日の木下雄介投手が27歳の若さで急死。トレーニング室で突然意識を失い、帰らぬ人となった。
今、世の中の「木下」は戦々恐々かもしれない。
(伊藤由華)