「Tとはあっという間に体の関係を持つことになりました。表向きは仲の良い姉妹の関係だったので苦しかったです。姉からはTの女性関係の相談をされることも多かったですしね。まさか義理の妹にまで、手を出しているとは思っていなかったみたいですけど…」
>>前編:<実録!不倫カップルの顛末>姉の夫と二人きりの部屋で…禁断の恋と罪悪感に悩む日<<
妻の妹と肉体関係を持つという、社会的にも倫理的にも許されない行為を持ったTの思惑はなんだったのだろうか?
「Tの愛情はかなり歪んでいて、姉に愛情もあったようですが、同時にコンプレックスも抱えてたんです。優秀なTでしたが、どこかで“姉には及ばない”と感じていたのかも知れません。私と体の関係を持ったのも、“姉を貶めてやりたい”という気持ちがあったんだと思います。結婚した時は、お似合いの二人だと思ってたんですけどね…。
そんな時、姉から“離婚を考えている”と相談を受けました。もちろん、理由は度重なるTの浮気ですが、慌てました。だって、姉とTが離婚したら、彼と会う機会はもちろん、二度と抱かれることはないでしょうから…。必死に“父親がいないなんて子どもが可哀想だ”、“仮面夫婦でもうまくやっている家庭はいくらでもある”と説得しました。
Tへも、姉が離婚を考えていることを伝え、女遊びを控えるか見つからないように上手く隠すようにアドバイスをしたりして…。本当に自分でも姉への裏切りを重ねて馬鹿な女だと思います。でも、愚かだと思っていてもTのことを好きな気持ちが止められないんです…。彼以上に愛せる男性は今後も現れないと思います…」
崖っぷちながらも、姉夫婦の結婚生活は続いており、同時にさゆりさんとTの関係も続いている。Tだけでなく、さゆりさん自身も歪んだ愛情に支配されているのかもしれない。