もし気になる男性がいるのなら、その彼の前で、桜と大量に自撮りしてみてほしい。「自撮りばかりするような人間は引かれてしまうのでは?」と不安に思うかもしれない。確かに、一緒に来ている人やお弁当に見向きもせず、写真を撮りまくっている人は非常識と思われてもおかしくないだろう。しかし、男女でお花見に来ているとなれば話は別だ。それは、男性が「桜×女性」という組み合わせに弱いからだ。理由は2つある。
>>振られてもいいやと思っている男性の方が振られない理由<<
まず、桜と女性の組み合わせは、相性が非常にいいことが挙げられる。桜の淡いピンクの花びらに太陽の光が反射することで、女性の肌はワントーン明るく見える。言わば、桜は女優ライトのようなものなのだ。自撮りをするために、桜に寄せた女性の顔は、いつもの3割増しで可愛く見えるだろう。こんな自然なメイク道具を使わない手はない。
もう1つは、桜と戯れる女性が、男性の目には少しあどけなく映ることだ。桜と無邪気に触れ合う女性を見て、子どものような純粋な心を持っているに違いないと思う。「自然が好きな人に悪い人はいない」という固定概念があるからだ。だから、女性が桜と自撮りをしまくっていれば、その写真を手に入れたくてたまらなくなることだろう。
「花より団子」という言葉があるように、お花見に行ったら、まずはお弁当やお菓子を食べたくなるかもしれない。だが、そこはぐっとこらえて、何よりも先にスマホを構えてほしい。「花より団子」ならぬ「花と自撮り」作戦で、桜と自分を連写しまくろう!
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Dick Thomas Johnson