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全日本アジアタッグ戦消滅の危機もドリーPWF会長「ワタシはタムラにアジアタッグ挑戦のチャンスを与えたい」と田村&Xが挑戦

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ドリー・ファンクジュニアPWF会長

 全日本プロレスは9日、アブドーラ・小林が新型コロナの濃厚接触者と認定され、12日の後楽園大会を欠場すると発表した。

 全日本によると、「欠場に伴い、当日開催予定のアジアタッグ選手権試合についてPWF本部と協議の結果、異例ではありますが、田村男児選手のパートナーはXとしての開催が決定致しました。アブドーラ・小林選手の試合を楽しみにされていたファンの皆様にお詫び申し上げますと共にご理解賜りたくお願い申し上げます」と経緯を説明。

 田村選手は「小林くんが欠場になってしまい今はパートナーがいません!ですが、3月12日の後楽園ホール大会までに必ずパートナーを見つけてアジアタッグに挑戦する!」と新たなるパートナーを見つけた上で、アジアタッグ王座に挑む決意を口にしている。

 今回の事態を受けて、ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長がアメリカからメッセージを寄せており、「ミナサマコンニチハ、BJWのコバヤシが出場できなくなりました。タムラはやる気満々でした。ワタシはタムラにアジアタッグ挑戦のチャンスを与えたい。アジアタッグはフリーウェイトのチャンピオンシップです。タムラが新たにパートナーを連れて来たらPWFは、正式にアジアタッグ選手権試合と認めます。タムラ、必ずパートナーを連れてきてください。1対2とかでは認めません。必ずタッグパートナーを連れて来てください。タムラ、ガンバッテクダサイ。never quit never quit never quitミナサマ、ガンバッテクダサイ!」と田村がパートナーを連れて来ることを条件に、アジアタッグ王座戦の開催を認めている。

 全日本ではドリーPWF会長の意向を受けて、「2022 DREAM POWER SERIES」3.12東京・後楽園ホール大会で、アジアタッグ選手権試合、第112代王者組の、大森北斗&児玉裕輔と、挑戦者組、田村男児&Xの対戦カードを正式に発表した。大森&児玉は3度目の防衛戦となる。秋に旗揚げ50周年を迎える全日本にとって、アジアタッグ王座は、昭和、平成、令和のプロレス史を彩ってきた由緒あるタイトルだ。

 アジアタッグ王座の歴史を途切れることなく、継続させて来た全日本の功績はもっと評価されてもいい。緊急事態になったが、素晴らしいタイトルマッチになることを期待したい。

(どら増田 / 写真提供・全日本プロレス)

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