記事によると、堺が演じるのは、ひょんなことから詐欺師にされた主人公の超お人よしサラリーマン。婚活パーティーで門脇麦演じる女詐欺師に出会い、生瀬勝久演じる“父親”というゼネコン社長とも会う。
しかし、社長は裏社会に精通し、女詐欺師を操るドン。共謀して広末涼子演じるリゾート会社社長から10億円をだまし取る計画を立てるが、ウソがつけず、優しすぎる主人公の言動で、詐欺計画が思わぬ方向へ進むというストーリー。
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「半沢」とは異なり、コメディータッチの主人公に堺は「すぐ人を好きになったり、急に笑い出したり、体からは『生きたい』というメッセージがあふれている。そんな人を演じるのは面白いなと思います」とコメントしている。
「堺の日テレのドラマ主演は、すでに『半沢』でブレークを果たしていた15年4月期の『Dr.倫太郎』以来。同ドラマの全話平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、そこまで高視聴率を記録したわけではなく、以降、何度か堺サイドに主演ドラマをオファーするも断られていたようだ」(テレビ局関係者)
その後、20年7月期に「半沢」の続編が放送されたが、最終回の平均世帯視聴率は脅威の32.7%を記録するなど、全話平均で24.7%を記録。俳優としての堺の価値がますますアップすることになった。
「このところ、なかなかヒットドラマがない日テレだが、何とか堺を獲得しようと画策。昨年1月期には、妻で女優の菅野美穂を主演にドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』を放送し、堺のご機嫌を伺うことにした。それが功を奏したのか、まずはスペシャルドラマへの出演が実現。数字が良ければ連ドラ化もありなのでは」(芸能記者)
日テレは堺に大きな期待を寄せているようだ。