小宮は、中学時代の同級生の相方・相田周二と高校卒業後にコンビを結成。2010年、「M-1グランプリ」で初出場で準々決勝へと進出し、2013年には「漫才新人大賞」にて決勝進出を果たし、同年10月よりマセキ芸能社に正式所属した。同時に小宮の生意気なキャラクターが大ブレイクし一躍、人気コンビは芸人の座に就く。また、同年より2年連続で「THE MANZAI」の認定漫才師となるなど、実力派として名をはせている。
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そんな小宮だが、生意気ゆえに大御所俳優を相手に条件付きの共演を“了承”としていることを打ち明けている。
2017年2月、『金曜☆ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演した小宮が見せた俳優・中尾彬への対応が話題となった。番組では、メイプル超合金・カズレーザーの人柄を探るという検証企画を放送。さまざまな仕掛けの中で、楽屋に中尾が突然挨拶にきた時の対応を見るという企画が実行され、誰にでも丁重に応対することで知られるカズレーザーは終始、中尾を気遣い、無礼なく接する姿が映し出された。
一方で、カズレーザーと真逆の対応だったのが小宮だ。
「小宮は、突然の中尾の訪問に迷惑そうな顔を露骨に見せ、あげく中尾の質問にも半ギレ口調で応対。はたから見ても小宮が終始イライラしているのが伝わり、早く楽屋からいなくなってほしいという雰囲気を醸し出していました。極めつきは、中尾が一旦、席を外して1人になったタイミングで『何だアイツ』と陰口をたたき、現場を凍り付かせたのです」(芸能関係者)
スタジオではこのVTRが流され、共演者のタレント・ヒロミも思わず「中尾さんに謝りに行った方がいい」と真顔で助言するほど、小宮の態度は失礼極まりなかった。
同年5月、同番組では「中尾彬と楽屋で2人きりになったらどうする?」という小宮に反省させる企画を放送。番組では、相田が小宮に中尾への謝罪を促すという流れだったが、これに小宮は「怖いっしょ」と謝罪を拒否。あげくの果てには、「(今後は中尾を)避けて生きるしかない」としっぽを巻いたのだ。最終的に中尾本人への謝罪は実現しておらず、企画はこれにて終了した。
ところが2020年9月、『ロンドンハーツ』(同)では「アイツこの仕事NGだってよ!!」という企画が放送され、小宮がターゲットとなった。企画は、楽屋でマネジャーからNG項目を確認される様子が隠し撮りされ、芸人の本音が見えるという内容だ。
まず、小宮が“共演NG”とするタレントにドランクドラゴン・鈴木拓を名指しした。次に、中尾の名前を挙げ、苦手と強調。理由は、言うまでもなく同番組で中尾に吐いた暴言以降、気まずい関係にあるためだという。
これに小宮のマネジャーが、中尾との街ブラロケを提案。しかし、小宮は「ロケバスとか一緒とかなければ」と中尾との共演に難色を示し、「飛び入り、飛び出しだったらいい」と条件を付け、相変わらずのふてぶてしさを見せつけた。
実際のところ、中尾がどう思っているのかは不明だ。しかしながら、2017年の同番組以来、両者の共演情報はないとみられる。小宮の失敬な態度が“素”なのかは謎だが、新たな家庭を築き、今後のさらなる活躍が期待される。