同ドラマは、25年前に別れて長期にわたり共演NGとなった芸能界のビッグカップルの人間関係を描いたコメディー。業界のタブーを扱った内容でオンエア直後から大反響となった。
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同ドラマの企画・原作を手掛けた秋元康氏と、ハリウッドスターのウィル・スミスが率いるグローバルメディア企業ウエストブルック社の業務提携の一部。同社が同ドラマの全世界権利を獲得し、英語版リメークの開発を決定したという。
昨年6月、秋元氏が活動を海外に広げグローバルヒットコンテンツを作るために設立された「AKIMOTO PROJECT LLC 合同会社」と、ウエストブルック社が戦略的パートナーシップを結んだことが発表されていた。
今回のリメークについて秋元氏は「ウエストブルックスタジオと組んで制作するアメリカ版の『共演NG』は、さらにスケールアップすることでしょう。面白い企画は国境を超えて成功することを証明したいと思います。ご期待ください」とコメントを寄せている。
「韓国のエンタメ業界のオリジナル作品に押されっぱなしの日本のエンタメ業界だが、海外でもウケるような作品は多いはず。秋元氏は海外にパイプがあって実現したが、今後、海外のメディアの資本を投入しつつ、リメーク化を前提にした作品がもっと増えてくれば、日本のエンタメ業界の活性化につがなることにもなるのでは」(テレビ局関係者)
民放キー局ではなくテレ東での放送となっただけに、そこまで高視聴率を獲得できなかった同ドラマだが、完成したリメーク版は世界的なヒット作となり得る可能性もありそうで、そうなったらテレ東にとって少なからず利益をもたらしそうだ。