この日の『有吉クイズ』は、「緊急クイズ ザ・たっち三番勝負 たくやとかずやどっちが上?」という双子芸人のザ・たっちを主題にしたクイズが行われた。
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ザ・たっちの二人について、腕相撲やわんこそば、私服コーディネートなど、なんとも「ゆるい」企画が放送されたのだが、それには致し方ない「事情」があったという。
ザ・たっちが『有吉クイズ』からオファーがあったのが収録の2日前であり、何かの原因で予定していた企画ができず、急遽「代役」として立ち上がった企画なのだという。
番組でも、何故突然ザ・たっちの企画が放送されたかについては、野村真季アナウンサーも特に語らず、「いろいろこのご時世の事情がありまして……」と言葉を濁していた。
それどころか、有吉の隣に座っているパネラー席も、座っている芸能人が朝日奈央、錦鯉渡辺隆、ヒコロヒー、ジャングルポケット太田博久と、ザ・たっちと同じく「代役感」が満々であったため、有吉から「渋すぎません?」「ご時世的に……代役ですか?」とツッコまれる展開があった。
実際は、朝日は新型コロナウイルス感染が報じられた池田美優(みちょぱ)の代役としてキャスティング、ヒコロヒーは誰かの代役であったが、錦鯉渡辺とジャンポケ太田は「ずいぶん前からオファーを貰っていた」という。
つまり、ザ・たっちも含めて3組が代役というかなり珍しい収録であったようだ。
有吉と野村アナの口ぶりから、複数人の出演者が新型コロナウイルス感染や濃厚接触者認定により、予定の収録が出来なかった事は明らかであり、ネットでは「出演者の半分が代役?」「代役だらけだな」「確かにこのご時世大変だよな」といった声が相次いでいた一方、『有吉クイズ』は独特のゆるさが人気の番組であり、「意外と面白かった」「代役クイズ面白いじゃん」「代役でも豪華じゃない?」といった好意的な声も多く上がっていた。
感染力の高い新型コロナウイルスが猛威を振るっている今、バラエティ収録は今後もこのような「代役まみれ」の収録が行われるのかもしれない?