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ホリエモン「亡くなった時くらい素直に追悼してやれ」石原慎太郎さん批判で物議の議員に苦言

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堀江貴文氏

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が2日のツイッターで、前日に89歳での訃報が伝えられた作家で政治家の石原慎太郎さんに関するトピックに言及した。

 石原さんを巡っては各社が追悼報道を行っているが、社民党の副党首を務める大椿裕子氏が1日のツイッターで、「今後、追悼番組が放送されるだろうが、称賛で終わるのではなく、彼が撒き散らしたレイシズム、性差別、障害者差別等についても、なかったことにしないでもらいたい」と発言し、物議を醸していた。

 >>ひろゆきの指摘に「ある意味ホリエモンへのけん制」の声も 立花氏有罪判決で「泥舟から脱出する人増える?」<<

 堀江氏は、大椿氏のツイートに苦言を示す編集者の箕輪厚介氏の書き込みを引用リツイートする形で、「政治的に思想が異なる人が亡くなっても、亡くなった時くらい素直に追悼してやれ、って思うけど左翼の人は追い詰めるのが普通みたい」と苦言を呈した上で、「江副浩正さんが亡くなった時の朝日新聞の社説を思い出す。リクルート事件を暴いた自慢に終始してて引いた」と投稿した。

 江副浩正氏はリクルートを創業した気鋭の実業家であったが、大規模な贈収賄事件であるリクルート事件の贈賄側の当事者として有罪判決を受けている。堀江氏の指摘する『朝日新聞』(朝日新聞社)の記事は、2013年2月10日朝刊の1面コラム「天声人語」を指すものだろう。訃報を受け同紙は、本人の来歴を「風雲児と呼ばれた起業家の起伏の人生には、毀誉褒貶(きよほうへん)が入り交じる」と距離を置いて評価。さらに、リクリート事件に関しては「横浜支局などの若い記者たちが、粘り強い独自取材で特報した。手前味噌ではあるが、調査報道の金字塔と讃(たた)えてもお叱りは受けまい」と当時の状況を振り返っている。

 『朝日新聞』の報道は、江副氏の負の部分も報じたと言えるが、堀江氏は「亡くなった時くらい素直に追悼してやれ」と言いたいのだろう。

 これには、ネット上で「ホントそう。『言いたい事はあるがとにかく今は控える』っていうのが礼節だと思うけどねぇ」「亡くなっても批判をするなんて意味がわからないです。堀江さんの言うように素直に追悼してあげたいです」といった声が聞かれた。その一方で、「くだらんよ。その程度なら、政治や思想に口を出すな」「功罪を是々非々で語られることを故人も求めてるよ。まずメディアはそれをすべき」といった意見も聞かれた。

記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp
大椿裕子氏のツイッターより https://twitter.com/ohtsubakiyuko
朝日新聞2013年2月10日朝刊(朝日新聞記事データベース聞蔵II)より
https://database.asahi.com/index.shtml

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