>>“今共演したくない人”にかまいたち山内が先輩芸人を名指し! 濱家も「口利いてない」<共演NG?【犬猿の仲】の有名人><<
山瀬は、1986年に「国民のおもちゃ、新発売」のキャッチフレーズで、アイドル歌手としてデビュー。同年10月に『テレビ探偵団』(TBS系)の司会に抜擢され、今に至るまでレギュラー番組が途絶えることなく、第一線で活躍している。1月29日のニュースサイト『文春オンライン』によれば、大御所タレントにも物怖じせずに絡むキャラが業界から重宝される山瀬は、“プロアシスタント”と称され、番組長期継続の秘訣は山瀬であるとしている。
そんな山瀬が18歳だった1988年、タレント・大竹まことと繰り広げた公開ガチンコバトルは伝説と化しているが、ご存じだろうか。山瀬が日本テレビのバラエティ番組に初出演した『タモリのいたずら大全集』で大竹と共演したときのことである。当時の山瀬は、大手芸能プロダクションに所属する人気アイドルとして日の目を浴びていた。一方の大竹は、キレ芸を得意とし、番組内で「山瀬、お前失恋したんだってなぁ」などと山瀬に執拗に絡んだ。
実は、山瀬には事前に「恋愛話NG」の指示が出ていたという。にもかかわらず、無視した大竹に山瀬が激高し、蹴りを入れて応戦した。だが、次の瞬間、大竹は山瀬を押し倒すとショートパンツを剥ぎ取るなどの“公開暴行”が始まり、ショックを受けた山瀬は泣き出す始末。ところが、「マイク壊してんじゃね~よ、バカ!」と、泣くのを止めた山瀬は大竹を挑発したのだ。
これに火がついた大竹は、「壊すっていうのは、こういうのだよっ!」と言いながら暴れ出し、舞台のセットを次々と破壊していったのだ。この惨状に舞台近くの観客は、恐怖のあまり唖然。大竹のプッツンは、共演者やスタッフすらも制止することができなかったほどだったという。
「この大竹の暴走行為には未だ『番組の演出だろう』という声がありますが、大竹によれば、『絡むのは打ち合わせ通り』だったとのことです。しかし、暴徒化したのは大竹自らの行為であり、この騒動後に大竹は約20年もの間、日本テレビへの“出入り禁止”を食らっていたとしています」(芸能ライター)
2011年11月放送の『スパモク!! 今!この芸人が面白い 爆問パワフルフェイス 見逃し厳禁ネタ30連発』(TBS系)では、“芸能界のスゴいケンカ”と題し、大竹の暴走場面がVTRで映し出され、再び話題を呼んだ。番組にVTR出演した大竹は、当時を振り返り「山瀬が泣いたのが許せなかった」とキレた原因を明かした。
同月、一部ニュースサイトでは、山瀬が「しばらくの間、(大竹とは)会社の方で共演させなかった」と語っていたと報じている。しかし、山瀬の担当マネージャーが交代となり、騒動が風化していったということから、ある現場では両者が隣同士の席だったことがあったようだ。これに山瀬は、「仕方がないので、隣に座って普通に仕事しましたよ」と明かしていたと伝えている。
騒動から30年以上が経つが、両者の共演情報は皆無に等しい。だが、お互い丸くなり、今となっては“封印”したことだろう。冒頭番組の山瀬の後任も気になるところだ。