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まだまだありそうな〝嵐ロス〟のファンのための蔵出し

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 活動休止中の人気グループ・嵐の初のライブフィルムで、上映中の「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が、日本映画製作者連盟(映連)が発表した2021年の劇場公開映画の興行収入ランキングで、累計興行収入45億5000万円で実写映画第1位を獲得したことを各メディアが報じた。同ランキングでライブフィルムが実写映画の首位となるのは史上初。また興行収入が、国内アーティストのライブフィルム歴代1位(2000年からの興行収入発表以降)を獲得した。

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 同作は、18年11月から19年12月まで1年以上にわたり、計50公演、累計観客動員237万5000人を記録した嵐の20周年記念ツアーのライブフィルム。

 東京ドームで19年12月23日に開催された1日限りの「シューティングライブ」の模様を、嵐の初主演映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY」を手がけた堤幸彦監督が撮影した。
 
 「昨年11月3日に音響が抜群なドルビーシネマで先行上映され、同26日から全国公開となったが、その時期の公開でこの数字はかなりのもの。ドルビーの方は料金が高かったにもかかわらず、完売の上映会が続出していた」(映画業界関係者)

 各メディアによると、ヒットを記念し嵐からの感謝がつまった特別映像をお披露目。嵐のコンサートを盛り上げる名曲「感謝カンゲキ雨嵐」のメロディーに乗せ、125台のカメラで、さまざまな角度から収めた「嵐」の5人と、会場に集まった約5万2000人の観客の熱気を織り交ぜた映像に感謝の思いがつづられているという。同映像は2月4日から3週間、松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)の劇場で幕間映像として上映されるという。

 「特別映像見たさに、またファンが劇場に殺到するはず。おそらくまだまだファンたちの〝嵐ロス〟が収まらないので、所属するジャニーズ事務所はほかの蔵出し映像商品を発売するのでは」(芸能記者)

 嵐は活動休止しながらも、事務所に多大な利益をもたらしているようだ。

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