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高校教師、大学共通テストの自己採点結果などの情報を誤送信 関係のない人物に送付

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 愛知県西尾市の高校に勤務する教師が、大学共通テストを受けた3年生の自己採点結果などが入ったメールを、誤って全く関係のない人物に送信したことがわかった。

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 愛知県教育委員会によると、誤送信をしたのは西尾市内の県立高校で副担任を務めている教師。19日、同校の3年生42名の氏名と大学共通テストの自己採点結果、そして志望する大学の合否判定が記載されたファイルが添付されたメールを担任の教師に送る際、誤って関係のない人物に送信し、情報を外部に漏らしてしまった。ファイルには、パスワードもかけていなかったという。

 その後、メールを受信した人物から連絡があり、事態が発覚。メールとファイルを削除するよう要請したとのこと。実際に削除したかどうかなどは、現在のところわかっていない。間違いは誰にでもあるものだが、極めて機密性の高い情報を他人に送ってしまうのは、不適切と言わざるを得ない。

 なんともお粗末な事案に、「個人情報への意識がガバガバ。教師や学校はいまだにこの程度の意識なんだね」「詐欺業者に名簿が売られていると聞くけど、こういう教師が漏らしているんだろうね」「どうしようもない。今回は全員が正直に申告したから発覚したけど、いじめを隠匿するような地域では、こういうことも隠されているのではないか」と怒りの声が上がる。

 また、「生徒の個人情報はいわば超機密情報。民間企業なら、こういう情報を漏らしたら確実にクビまたは減給になる」「メールで送る内容じゃない。全てが失態なのに、不問で済ますつもりなのか?」と処分の必要性を訴える声も出ていた。

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