>>愛人の遺体を道端に捨てた48歳の男が逮捕 死因は「性行為後に病気で突然死亡した」と主張<<
イギリス・タインアンドウィアで42歳の女が、48ポンド(約7200円)を貸した幼なじみの男性にけがをさせた事件の裁判が行われたと海外ニュースサイト『Chronicle Live』と『Techno Trenz』などが12月21日までに報じた。
報道によると、女と男性は子どもの頃から互いを知っており、一緒に学校に通う仲だったという。具体的に何歳の頃から互いを知っていたのかは不明である。2019年12月、女と男性は会うことになった。場所の詳細は不明だが、女は男性と会うと、外に誘い出した。女は男性の気をそらすため「あそこを見て」と言った。男性は指示通りに遠くを見たが、女はこの隙に持っていたガーデニングの用具で殴りかかったそうだ。女性が攻撃に使ったのはトラウエルと呼ばれ、スコップのような形をしたもので、長さは通常20センチほど。花を植える際などに使うものだった。刃物は付いていないが、先端は土を掘ることができるように金属でできていて鋭くとがっており、男性は当初、女が攻撃に使用した器具は斧(おの)だと思っていた。
男性はとっさに防御して攻撃を防いだ。しかしその後も女は攻撃をやめず、器具を何度か振りかざし男性の腹部とそけい部、睾丸を何度も殴ったそうだ。男性は激しい痛みを感じすぐに病院に行った。男性は治療を受けたが、性器に打撲傷を負い、睾丸に痛みを抱えて重傷だと診断された。
警察の調べにより、女は逮捕された。警察によると女は動機について、男性が女に48ポンドの借金をしていたことが原因だと話したという。借金をした時期は不明である。また、女は犯行後、友人に殴ったことを自慢するかのようなメッセージを送っていた。女が男性を攻撃する以前に2人の間でもめごとがあったなどの情報はない。
2021年12月になって女の裁判が行われ、女には13カ月のリハビリ施設への入居、250ポンド(約3万8000円)の罰金、5年間の男性への接近禁止命令が言い渡された。リハビリ施設に入居する前には、2カ月の外出禁止を含めた18カ月の執行猶予期間が設けられた。
なお、裁判での女の発言などは明らかになっていないが、男性は裁判に際し、「私はいまだに下半身に不快感を覚え、フラッシュバックも繰り返している。いつも悪夢を見て動悸で目が覚める。ゆっくり眠れることはない。それに左の睾丸には今でもしこりがあり通院を続けている」という声明を発表した。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「たった48ポンドでここまでするのか」「幼なじみなら48ポンドの借金くらい許せるはず」「女はお金への執着心が強かったのかも」「少額でもすぐに返さなかったらお金を貸した方はいい気持ちはしない」「男性は少額だし幼なじみということに甘んじて借金をしたのかもしれない。親しい中こそ常識はわきまえるべき」「男性は見下した態度を女性に対して昔から取っていて、今回、女性は怒りを抑えられなくなった可能性もある」などの声が挙がっていた。
たった48ポンドという額でも、お金に関する貸し借りには慎重になるべきであろう。
記事内の引用について
「Shiremoor woman left childhood friend with horrendous injury to his genitals with garden tool」(Chronicle Live)より
https://www.chroniclelive.co.uk/news/north-east-news/shiremoor-woman-left-childhood-friend-22524673
「In a scuffle over a £48 debt, a woman attacked the genitals of a childhood friend with a gardening tool.」(Techno Trenz)より
https://technotrenz.com/entertainment/in-a-scuffle-over-a-48-debt-a-woman-attacked-the-genitals-of-a-childhood-friend-with-a-gardening-tool-1449770.html