>>56歳作業員の男が女性を殺害、職場の建設現場にコンクリで遺体を隠し数日間仕事 同僚も協力か<<
女性に性的暴行を加えて絞殺したとして、殺人罪で起訴されていた男の裁判がバージニア州地方裁判所で開かれ、陪審員らの判決が有罪で一致したと、海外ニュースサイト『People』『Daily Mail』などが11月19日までに報じた。
報道によると2019年5月、当時53歳の女性は、自宅のウッドデッキを修理、清掃する作業を、造園業者に依頼したという。女性には息子がいるが同居はしておらず、夫がいたのか一人暮らしだったのかは不明だ。業者は、同社で働く61歳の男を女性宅に派遣し、作業を始めたそうだ。作業完了後に女性が最終確認すると、ウッドデッキに汚れがついたままであった。いいかげんな仕事ぶりに女性は憤慨し、男の上司に連絡をして苦情を言ったそうだ。
裁判所の資料によると同年5月9日、男は作業をやり直すために女性宅を再度訪問した。しかし、男は女性の両手を縛り、性的暴行を加えた。その後、女性の首を絞めて殺害し、遺体をバスタブに投げ入れ、水を出しっ放しにしてその場を去ったという。
事件から3日後、連絡がとれない女性を心配した女性の家族は、警察に女性の安否確認を依頼。家を訪れた警察がバスタブで女性の遺体を発見したという。女性の寝室やバスルームには、血痕や指紋が残っていたそうだ。
司法解剖によると、女性の死因は首を絞められたことによる窒息死で、性的暴行も受けていたという。警察は、女性の携帯電話の履歴から、直近で話した業者の男を容疑者としてマーク。男は複数の前科がある、いわくつきの人物だ。1988年に女性に対する強姦罪で禁固刑15年、2005年には女性宅強盗未遂で禁固刑10年の有罪判決を受けている模様。事件発生から数日後、罪状は不明だが、警察は別件で男の身柄を拘束したそうだ。
警察が女性の下着や寝室、バスルームに残されていた犯人とみられる男の体液を採取しDNA鑑定を実施したところ、男のものと一致した。警察は、第一級殺人、強姦罪など複数の罪で逮捕、起訴したという。男は一貫して容疑を否認しているそうだ。
複数回の審理を経て11月15日に開かれた陪審員裁判で、陪審員は、第一級殺人罪、強姦罪など複数の罪で男を有罪とした。裁判所は、2022年2月14日に最終的な判決を言い渡す予定だ。男は最大で終身刑の可能性がある。男の代理人弁護士は「無罪主張を続ける。控訴は被告の権利。判決後に検討する」と各社取材に答えているという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では、「これはひどい。単なる逆恨みだ」「仕事ぶりを文句言われたくらいで、殺すのか。常軌を逸している」「苦情を言うのが怖くなる」「こんな危険な男を雇う会社にも責任がある。会社を訴えろ!」「修理業者といえども、密室では女性一人で対応しない方がいいね」「バージニア州は死刑廃止州。残念だ。死刑が妥当なのに」「写真で見た感じ、ウッドデッキはきれいな状態だけど。女は何が不満だったのか?」「男に直接言わず、上司に苦情を言ったのがよくなかったか」など、様々な声が上がった。
客のために一生懸命対応したはずが、苦情を言われたら、イラっとくるタイプの人もいるだろう。だからといって、怒りにまかせて相手の命を奪ってよいはずはなく、重い判決が予想される。
記事内の引用について
Contractor Murdered College Administrator Who Was Found in Tub After Complaining About Workmanship(People)より
https://people.com/crime/contractor-charged-murder-college-adminitrator-complained-about-workmanship/
Contractor, 61, is found guilty of tying up a grandmother, 53, before he raped and strangled her to death because she complained that he did a bad job on her deck(Daily Mail)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10222155/Contractor-guilty-raping-murdering-grandmother-complained-work.html