>>救急車が横転事故、救急隊員を飲酒運転の疑いで逮捕 輸送中の患者が死亡する大惨事に<<
米フロリダ州ボルーシャカウンティの路上で、バイクと接触した車が現場から逃走。バイクの男性が追いかけたのちに銃撃戦となった結果、逃げた車を運転していた女性が撃たれて死亡したと、海外ニュースサイト『FOX 35 Orlando』『New York Post』などが11月28日までに報じた。
報道によると11月20日午後5時14分ごろ、35歳女性の運転する乗用車がバイクと接触。バイクを運転していた40歳男性によると、女性が故意にぶつけてきたという。男性にけがはなく、軽く接触した程度、バイクは転倒していない。接触後も、女性は車を停止させずにそのまま走行を続けたが交差点で停止。男性は女性に追いつき、警察を呼ぶので車を路肩に停止させるよう呼びかけたが、女性は無視して走り去ったという。
バイクの男性は、女性の車を追いかけた。しばらくして車は住宅前で停車。女性は自宅に到着したとみられる。女性は車を降りて家の中へ。追いついた男性も、住宅前の小道にバイクを停車させた。男性は警察に連絡しながら、女性宅へ近づいた模様。すると、女性が銃を手に持ち、自宅から出てきたそうだ。女性は「家までついてきた。私にかまわないで」と叫びながら、男性に向けて銃を発砲。男性も持っていた銃で応戦すると、銃弾が女性に命中した。女性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。女性は妊娠5カ月だったと伝えられている。
女性を撃った男性の行動は、正当防衛とみられている。警察の発表によると、現時点で逮捕者は出ていない。事件の全容解明に向けて、慎重に捜査を進めていく方針だという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では、「当て逃げをしておいて、被害者に銃をつきつけ
るとかありえない。自業自得」「女は銃を取りに家に帰ったのか。恐ろしい」「『故意にぶつけた』と主張している時点で、ぶつけられる前に女性と男性の間で、何か問題があったのだろう」「死人に口なし。被害者の言い分しか明らかにならない」「女性は妊婦。精神的に不安定だったと思う」「バイクの男性は被害者だとしても、警察が来るまで待つべきだ。女性を刺激しすぎ」「男性は女性宅の敷地に侵入。女性は銃撃する権利がある」「銃を持ち歩いている時点で男性にも問題ありそう」「軽く接触した程度なら許してやれよ」など、様々な声が上がった。
事故を起こしたら、加害者被害者どちらの場合でも、相手に対する真摯な対応は必要だ。ささいな接触事故でも、対応を間違えれば、大変な事態を招いてしまう。
記事内の引用について
Police: Pregnant librarian killed in alleged road rage shooting was aggressor(FOX 35 Orlando)より
https://www.fox35orlando.com/news/police-pregnant-librarian-killed-in-alleged-road-rage-shooting-was-aggressor
Pregnant Florida woman shot dead by motorcyclist she hit with her car(New York Post)より
https://nypost.com/2021/11/28/pregnant-florida-woman-sara-morales-shot-dead-by-motorcyclist-she-hit-with-her-car/