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片山さつき議員が「文春」報道に敗訴 文春砲訴訟、過去には野球界の闇が証明されてしまったケースも?

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 片山さつき参議院議員が『週刊文春』(文藝春秋)の報道を巡って、損害賠償を求めた裁判で敗訴し、話題となっている。片山議員は、国税当局に口利きをした報道に関し、名誉を傷つけられたとして1100万円の損害賠償を求めたが、東京地裁は請求を棄却した。判決では事実関係は存在したと認められた形となる。

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 週刊誌報道を巡る裁判はこれまでに何例もあるが、それぞれ訴えた側の勝訴、敗訴と明暗と分かれている。基本的には、報道内容に関して事実であるか否かが争われていると言えるだろう。

 爆笑問題の太田光は、2018年に『週刊新潮』(新潮社)に報じられた大学への裏口入学報道を巡って裁判を行い、2021年12月24日に一審に続き二審でも勝訴している。太田の場合、裏口入学の事実は無かったと言えるだろう。

 元プロ野球選手で読売ジャイアンツ監督の原辰徳氏は、2012年に『週刊文春』に女性問題のトラブルから暴力団員に1億円を支払った記事が掲載された。原氏側は名誉を傷つけられたとして、損賠賠償を求めて裁判を起こすが、2016年に2審判決で敗訴が確定している。こちらは、やはり事実関係はあったということになるのだろう。

 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏は、2013年に『週刊文春』に政界進出前に性的な接待を受けたとされる報道が出た。橋下氏はこの記事に対し、1100万円の損害賠償を求め訴え、1、2審とも文春側に220万円の支払いを命じる判決が出て、橋下氏の勝訴となった。

 橋下氏は、今回の太田の記事を巡る判決にも「今回の週刊新潮の取材方法は報道機関としてあるまじきずさん極まりないものでした。芸能人に関する報道であっても、今の時代にあっては、確たる裏付けを持っておこなうべきです」とコメントしている。やはり、争うべき点には毅然としたスタンスを取る人物だと言える。

 週刊誌報道を巡る裁判は、これからも加速化して行きそうだ。

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