>>『スッキリ』、韓国アイドル紹介で「うるさい」「ひどい司会」と批判 丸山礼にメンバーも引き気味?<<
「デジタル配信全盛期の音楽業界だが、NiziUほどの人気があれば、CDもかなり売り上げるのではと思われた。ところが、オリコンのアルバムランキングでは初登場1位を獲得したものの、初週の売り上げは18万枚ほど。爆発的なヒットとはならなかった」(音楽業界関係者)
同グループは昨年、日韓合同のグローバルオーディションプロジェクトからメンバーが選ばれ、その様子は日本テレビ系の情報番組「スッキリ」で放送されていただけに、デビュー前から人気は急上昇したままデビューを果たしたが、コロナ禍が大誤算となってしまった。
「デビュー後、ライブやファンイベントを数多くこなす計画だったが、すべて吹っ飛んでしまった。そのため、思ったほど世間にグループのことが浸透せず、その結果が初アルバムの売り上げに影響した形」(芸能記者)
今年7月には、NiziUを誕生させたソニー・ミュージックと韓国の芸能事務所・JYPエンターテインメントが再び合同オーディションプロジェクトの開催を発表。今回は男子限定オーディションで、NiziUの弟分が誕生するというが、NiziUはなかなか次なる段階に進めないようだ。
「もともと、世界で活躍するグループに育てたいので、まずはアジアでの人気を拡大する戦略。そのため、韓国でのデビューも視野に入れているようだが、韓国人メンバーがいないグループのデビューはなかなか難しく、オーディション番組は韓国では放送されなかったので、グループの知名度が低過ぎる。韓国デビューはかなり難関では」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)
とはいえ、来年以降の飛躍に期待したい。