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17日に発売される同著は、日本マクドナルドがポプラ社「答えのない道徳の問題 どう解く?」と協力して、子どもたちを対象に「みんなで!どう解く?」サポートプロジェクトを実施して完成させたもの。QuizKnockと子どもたちによる「答えのない道徳の問題」が掲載されている。イベントには、そのQuizKnockの伊沢拓司、こうちゃん、須貝駿貴、山本祥彰が出席し、同書の制作過程などを振り返った。
伊沢は「一年やって来て、いろんな子どもと話して、みんなで一緒に作ったという感じがします。でも、この本を出すことがゴールではないです。この本で遊んでもらって、そのことをみんなで話し合ってもらえるところまでがゴール」とコメント。子どもたちとコミュニケーションを取る中、たくさんの気付きもあったといい、「最初は子どもたちが考えてる時に、わかりにくかったかなと、言い方を変えて説明したりしていたんです。そしたら、子どもたちにとっては新しい質問が来たと思ってしまうのか、その後答えがなかなか出なくなってしまいました。そうするのではなく、子どもたちが一つの質問に対して、考える間、答えを待つことを心がけたら、いい答えがたくさん返って来るようになりました」としみじみとコメント。
マクドナルドに対しても思い入れがあるといい、「僕は中学の時にクイズ研究会にいて、文化祭を毎年主催していたんですけど、必ずOBが買って来てくれたお昼がマクドナルドでした。青春の思い出が蘇る味です」と笑顔で紹介。今年の振り返りの中で、「聞く一年でした」とも述べ、「子どもたちと対峙して、話を聞く中で得たことは大きかったです。また、コロナ禍で現状を把握することにも努めた一年でもあったので、今年の経験を来年に活かしていきたいです」と話していた。
こうちゃんもマクドナルドが大好きだったと言い、「毎週土曜日に家族でマクドナルドを食べる習慣がありました」と紹介。須貝も「小6の時に地元のバスケット大会に出て、そのお昼休憩の時にみんなでマクドナルドを食べていました。てりやきマックを食べて2試合目どうしようって、やっていたのが印象深いです」と笑顔で回顧。山本も「小学2年の時に最寄駅のマクドナルドが潰れてしまってショックでした。それが中3の時に復活して、地元の友達と『やったー!』って盛り上がったのを思い出します」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)