>>短すぎるベッドタイム~女がドン引く瞬間~<<
「彼とは、出会って徐々に親しくなり、交際するようになりました。あるデートの時、乾燥した空気のせいで私が目をショボショボさせていたんですね。そこで彼が、“目薬あるよ”と言ってくれました。ただ、人の目薬を使うのもどうかと思い、いったん断ったんですね。すると、“まだ使っていないやつだから”と言うので、借りてさしました。
それから、彼がことあるごとに目薬を勧めてくるんです。そしてある時、“俺にやらせてくれない?”と目薬をさしたいと言ってきたんです。お願いしてさしてもらうと、彼は嬉しそうというか、気持ち良さそうな恍惚とした表情を浮かべていました」
その後、交際は順調に進み、初めて彼の家を訪れることに。そこで事件は起こったそうだ。
「彼の家に行き、夜、ベッドで抱きしめ合いました。行為が始まり、初めて結ばれました。彼の呼吸が次第に乱れ始め、そろそろ終わりが近いと思った時です。彼がパッとカラダを離したんですね。そして、私の顔に、下半身を近付けてきました。銃口が、私の顔に向けられているような状態です。
そこで私の防衛本能が働きました。サッと身をひるがえし、ゴロゴロと寝返りを打って彼から離れたんです。明らかに、私の顔面、いや目を狙って液を放とうとしていました。間一髪、免れることができました。以来、そういう状況になるのを私が避けるようになり、いつの間にか連絡も取らなくなりました」
「目に入れても痛くない」という言葉があるが、誰しも強制的に入れられたくはない。それはもう、暴力でしかない。
写真・Ivan Radic