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73歳男、民家に吊るされた干し柿6個を盗み現行犯逮捕 同様の事件が相次ぐ

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画像はイメージです

 岐阜県土岐市で、住宅に吊るされた干し柿を盗んだとして、73歳無職の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きの声が上がっている。

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 男は9日午後0時20分すぎ、土岐市の民家に吊るされていた干し柿6個を盗む。付近では同様の事件が相次いでいることから警察が付近を警戒しており、パトロール中だった警察官が窃盗容疑で現行犯逮捕した。

 警察の取り調べに対し、男は容疑を認めている。岐阜県内では、10月に岐阜市の農家で約6万個の富有柿が盗まれたほか、今月に入り山県市でも7000個の渋柿が盗まれている。いずれもかなり大量の柿が盗まれており、73歳の男が1人で運搬できるような量ではないため無関係と見られているが、これだけ柿が盗まれているとは異常と言わざるを得ないだろう。

 この事件に、「(住人は)おそらく柿を買ってきて干したんだろうけど。他人の物を盗むなんて、本当にどうしようもない」「年金が少なくて食べる金もなかったということなのか。それとも、単に盗みを楽しんでいたのか。許せない犯罪だ」「73歳にもなって、柿を盗んで逮捕だなんて。家族がかわいそうで仕方がない」と憤りの声が上がる。

 また、「農作物の盗みが横行している。コロナになって、今まで盗まれなかったような物が盗まれるようになっている」「岐阜県警が動いてくれたことは感謝したい。今後、組織的な農作物の窃盗犯罪の解決にも本腰を入れてほしい」「盗まれ損ではなく、しっかりと犯人が逮捕され、責任を取るような社会であってほしい」という指摘も出ていた。

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