この日の『笑ってコラえて』は2時間スペシャルで、中盤には人気企画の「〇〇さん、貸しますの旅」が放送された。「貸しますの旅」は人気芸能人が困っている人の元へ行き、数時間だけ手伝うというもの。この日はTOKIOのリーダー・城島茂が登場し、困っている人へ貸し出されることになった。
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城島がこの日手助けしたのは、都内でお好み焼き店を営んでいる家族の自宅の庭掃除であった。この家族は庭に竹や椿などが生えているのだが、全く手入れをしておらず、半分「森」状態になっていた。
この庭を剪定するのが城島だったのだが、城島に与えられた時間は3時間かつ、剪定の体験はないため、プロの剪定師に助っ人を頼むことになった。
だが、庭の「森」状態は、城島が考えているより凄まじかったようで、道路標識が枝で見えない、電線が竹が引っ掛かっているなど、農業はともかく剪定の知識のない城島の手に負えず、それらは結果的に呼んでいたプロ剪定師と連携して刈り取るなど、予想外の大作業になってしまった。
本来、「〇〇さん、貸しますの旅」は芸能人が努力して依頼者の頼みを叶えるのがコンセプトであるはずなのに、プロの手が入りまくり、また森の生い茂り方が明らかに業者案件であったために、ネットでは「始めから業者に頼めよ」「業者の仕事に城島が混じってるレベル」「バラエティ番組のロケ超えている」「道路標識が隠れているのは洒落にならない」「剪定代を払いたくない家族に利用されたのでは?」といった、この企画を決めたスタッフ側に対し、非難の声が相次いでいた。
なお、城島は慣れない剪定も後半はかなりツボを押さえられたようで、後半は自分のセンスで椿の枝葉をハート型にデザインするなどし、城島に関しては「城島さんの適応力がすごい」「さすが城島さんだ」といった称賛する声もあり、城島のタレントイメージだけは上がる結果となったようだ。