この日の『つぶれない店』では、「北海道物産展の鬼」と呼ばれる百貨店の専任バイヤーを紹介。有名百貨店で行われる物産展の知られざる苦労や、まだ世間に知られていない北海道のおいしい食材が多数登場しスタジオを沸かせた。
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北海道特集ということもあり、スタジオでは北海道に縁のあるタレントということで、大泉洋、安田顕らが在籍する演劇ユニット「TEAM NACS」リーダー森崎博之が出演。北海道の食事情などを語った。
だがネットでは、坂上が森崎に発した一言が「失礼では?」と物議を醸した。
坂上は森崎を「森崎くんは北海道捨てた人だから…」と紹介。これに対し森崎は「誰が捨てたんですか!」「俺は49年間住み続けてますよ!」「よく言いますね!」と怒るシーンが放送された。
本人の言う通り森崎は、現在も北海道が拠点の俳優であり、北海学園大学の演劇研究会メンバーとともに立ち上げた「TEAM NACS」内で、大泉や安田といった他メンバーが俳優として売れっ子になり相次いで本州に越すなか、「劇団と地元を守る」という気持ちで、北海道に残る道を選んでいるという。
現に森崎はTBSドラマ『下町ロケット』など東京での仕事をこなす一方、北海道ローカルではテレビ、ラジオのレギュラー番組を持つなど、北海道に愛情を持っていることはファンの間では周知の事実だ。
それだけに坂上の発した「北海道捨てた人だから」という発言は多くのファンにとって許せない発言だったようだ。「今の発言はさすがに失礼すぎ」「森崎さんを知ってればそんな言葉出てこないはず」「今の冗談はさすがに笑えない」といった声が相次いだ。
森崎本人としても「北海道への愛は誰にも負けない」という自負はあるはずで、「誰が捨てたんですか!」という反応はバラエティの「お約束」ではなく「本音」だったのではないだろうか?