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『ハコヅメ』最終回の展開に「モヤモヤ」「せめてフォローして」複雑な声 続編の期待も

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永野芽郁

 水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)の最終回第9話が15日に放送され、平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第8話の11.6%からは1.0ポイントのアップとなり、自己最高視聴率を記録。全話平均視聴率は11.4%となった。

 最終回は、川合(永野芽郁)が作成した似顔絵によって再び動き出した桜(徳永えり)ひき逃げ事件の捜査。そんな中、隣の村川署から、守護天使の似顔絵に似た男が現れたという情報が入り――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 >>『ハコヅメ』、緊迫シーンに「SPEC思い出す!」拳銃を構えた戸田恵梨香に反響<<

 最終回では、川合の似顔絵をきっかけに、守護天使の情報が集まり、犯人の特定に成功。捜査の結果、無事逮捕されることに。一方、事故の後遺症で桜は警察官を辞める決意を固め、ラストでは町山署に退官願いを出しに来るという展開が描かれた。

 「それを知った川合は、桜を止めたくても止められない藤(戸田恵梨香)を想い、桜が待機している部屋の前で立ち話を装い、『ひどいんですよ、パワハラが!』と悪口。さらに『一番ムカつく』として、『制服を着てる時ぐらい警察官の面構えでいろ』という藤の言葉を挙げ、『あの年寄りくさい説教! そういうの強要するなって思うんですよね。あのマウンテンメスゴリラ!』と言い放っていました。これに桜は激怒し、退官を撤回。藤に『忙しい聖子ちゃんにあんなアホな子の指導までさせられない! 私が根性叩き直すし』と宣言し、署員全員が大盛り上がりという展開になりました」(ドラマライター)

 しかしこの後、川合が桜を引き留めるために、わざとこう話したことなどは誰からも説明されず、フォローなし。ネットからは「あれだけ頑張った川合が最後悪者と誤解されるのが嫌だった」「犯人捕まえるきっかけになったのは川合なのにモヤモヤする」「せめてフォローして」「ネタ明かしがほしかった」という声が集まっていた。

 「守護天使逮捕には川合が一役買っているのにも関わらず、桜には誤解されたまま。署員も誰も誤解を解こうとしなかったことに、モヤモヤを感じた視聴者も少なくなかったようです。とは言え、一方では、川合は自身の行動について、『女性警察官なら大切な人からの励ましとかより、同性の後輩への怒りの方が強い原動力かなって』と説明。これにネットからは『策士!』『めちゃくちゃ成長を感じた』という称賛もありました」(同)

 シーズン2も期待されている本作。制作時にはその誤解は解けているのだろうか――。

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