search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 有吉が再ブレイクのきっかけを作ったもう中学生、インスタライブがターニングポイント?

有吉が再ブレイクのきっかけを作ったもう中学生、インスタライブがターニングポイント?

pic pic

有吉弘行

 後輩芸人のターニングポイントが先輩芸人であることは珍しくない。テレビで見て触発されて、舞台でネタをしていた姿を見られて、飲み会に呼ばれて、テレビ番組に出るきっかけを与えてもらってなど、引き上げられる方法はさまざま。まれに、“2度目”がある。今年になって再ブレイクを果たしたもう中学生(以下、もう中)は、そんな一人だ。

 もう中と言えば、ステージを覆い尽くすほど巨大な段ボールをハンドメイドして、「タメになったね~。タメになったよ~」と高音ボイスでオトす一人芸。2001年にデビューして、「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)への出演を機に売れっ子芸人の仲間入り。しかし、ショートネタブームの衰退、番組終了とともに仕事は下降線を描き、この数年は芳しいと言えない状況が続いていた。

 ​>>もう中学生のガチ切れ説教に「素がイケメン」好感度爆上がり!「お金なら僕が」鬼越のドッキリに男気見せる<<​​​

 奮起すべく、14年からほぼ毎年単独ライブを開催したが、19年に地元・長野県で続いていたレギュラー番組から卒業。昨年、ついに仕事がなくなると同時に、新型コロナウイルスの感染拡大でエンターテインメント全般が停止したため、立ちいかなくなってしまった。

 実家に帰り、連泊することが増えたため、意を決して東京の一人住まいのマンションを引き払い、仕事があるたびに長野から上京する生活スタイルに切り替えようと準備に入った。マンションを占拠していた巨大段ボールの数々を、少しずつ処分。一方では細々と、インスタグラムを活用してネタを配信。視聴者数は100人にも満たなかった。ところが、そのうちの一人に神がいた。有吉弘行だ。

 「有吉さんが訪れていることを知り、インスタライブをやめられなくなりました。後に、ラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFM系列)で、毎週のように『もう中学生』の名前を出してくれるようになり、ついにゲスト出演。昨年、コロナ禍で始まった新番組『有吉の壁』(日本テレビ系)でオファーされ、奇跡的なV字回復を遂げました」(古参の芸能ライター)

 有吉とは09年から10年にかけて、さまざまな番組でひな壇で共演していた。有吉は最前列で、もう中は後方。プライベートでは距離も壁もあり、対話することは皆無に等しかった。そのため、招かれたラジオ出演の際も打ち解ける状態とは言いがたく、インスタライブに有吉が訪問してくれたおかげで、セミリタイヤにブレーキがかかったことを告げられなかった。

 “恩人”有吉は、首の皮一枚でつながっていたもう中の芸人生命を頑強なものにした。デビュー20周年にしてようやく、“真の芸人の壁”をクリアしたと言える。

(伊藤由華)

関連記事

タグから探す


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ