ヒカキンは8月24日更新の動画で、チャンネル登録者数1000万人を目前に控え、1000万円の予算をかけた大型動画企画を考えていたが、取りやめにしたと報告。その代わり同額を「コロナの医療支援に募金することに決めた」という。これには、ネット上で「格好いい。これがほかのYouTuberとの差か」「純粋に素晴らしいと思う」といった絶賛の声が聞かれた。
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コロナ禍では多くの芸能人、著名人が寄付を行っている。中には、単にお金を寄付するだけではないものもある。
ロックバンドのGLAYは、2020年4月に1000万円とともに、マスク5000枚の寄付を申し出た。これはライブツアー中止に伴い、出演者やスタッフのために確保していたマスクを、信頼のおける機関を通じ医療機関へ寄付したもの。この時期はマスク不足も起こっていたため、機転を利かせた形だ。
同時期にはタレントの坂上忍が、緊急事態宣言が解除されるまで、自身の収入の全額を寄付すると明言。ブログでは「ボク、タダ働きをすることに決めました」と報告している。この時期に発せられた緊急事態宣言は、4月7日の7都府県を皮切りに16日には全国に拡大。街からは人がいなくなる、かなり緊張感を伴ったものだった。坂上は17日に寄付を申し出ている。この行動には「売名」といった批判も集めたが、称賛も多く集まった。
同27日には稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」メンバーが、日本財団と共同でLOVE POCKET FUNDを立ち上げ。これまでに約4億6千万円を集めている(8月25日現在)。日本財団は様々な公益・福祉事業を行っているため、支援先を随時細かく報告している。「自分の募金が何に役立っているのかわかりやすい」「対応が素早くていい」といった声が聞かれた。
芸能人や著名人、それぞれの立場や状況を活かした寄付や支援は、これからも行われていきそうだ。
記事内の引用について
ヒカキンのYouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/watch?v=TLi7IC7OaBc
坂上忍のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/shinobu-sakagami/