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『24時間テレビ』、ワースト2位に コロナ禍が続けばますます“不要論”強まる?

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 21日から22日まで放送された、日本テレビ系の毎年恒例のチャリティー特番「24時間テレビ44』の全枠の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が12.0%(個人7.0%)を記録した。

 今年はメインパーソナリティーをKing & Prince(キンプリ)が初めて務め、昨年同様、安全面への配慮からチャリティーマラソンは実施されず。会場の東京・両国国技館は無観客で、対面募金もなし。深夜早朝帯は生放送はなく、事前に収録したものを放送した。

 >>『24時間テレビ』人気番組の「有吉の壁」コーナーはなぜ深夜? 有吉のポリシーにも原因か<<

 「コロナの感染拡大が止まらない中の強行には、社内からも批判の声が挙がっていたが、制作サイドは1人でも出演者やスタッフにコロナ感染者が出たら放送を中止するぐらいの覚悟で臨んでいた。結果、無事に放送を終了することができて、上層部も胸をなで下ろしているはず」(日テレ関係者)
そこまでして放送したものの、昨年の視聴率は世帯15.5%、個人8.8%だったため、いずれもダウン。

 さらに、瞬間最高視聴率は22日午後8時49分で、世帯23.4%、個人16.0%を記録。福島・Jヴィレッジ内で行われた募金リレーのアンカー走者を務めたTOKIO・城島茂がゴールし、感想を語っている感動の場面だった。

 「毎年、マラソンのゴールシーンが瞬間最高を獲得するのはお決まりだったが、結局、キンプリだけでは力不足だったので、ジャニーズの先輩・城島の力を借りることになった。城島は前日、早朝の番組をこなしていただけに、かなり体がキツかったはず」(芸能記者)

 今回の視聴率は、2000年代に入ってからは04年の11.7%に次ぐワースト2位。今後、よほどの企画がない限り、劇的に視聴率が改善することはなさそうだが……。

 「結局、毎年同じことをやっているし、ジャニーズタレントに活躍の場を与えているだけなので、視聴者はすっかり飽きてしまっている。終わったばかりだが、徐々に局内でも〝不要論〟が出始めることになりそうだ」(先の日テレ関係者)

 来年もコロナ感染が同じような状況なら、さすがに、今年と同じ形式での開催は厳しそうだ。

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