そんな2020年の夏、特に話題になったハプニングが『直撃LIVEグッディ!』(2015~2020年)で起こった「熱中症寸前レポート」だ。
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8月19日『グッディ』は猛暑が続く日本列島の今を報道。女性の番組ディレクターを京都府京都市の渡月橋に送り、レポートさせた。
マスク姿の女性は温度計を手にレポートしていたのだが「かなり暑くて頭がフラフラします」と口に。40.1度を示した温度計をスタジオのメインキャスター・安藤優子らスタジオの出演者に見せていた。
この女性レポーターは最初はスラスラと受け答えをしていたのだが、熱中症寸前の状態だったのか次第にろれつが回らなくなった。レポートが終わると「すいません、暑すぎて頭がボケっとしております」と一息つき「スタジオにお返しします」と伝えた。
だが、ここで予想外の出来事が。スタジオにいた安藤は女性レポーターの「スタジオにお返しします」という一言に「えー!」と叫び、「すいません。もう一度お返ししていいですか?」とレポートを続行するように指示した。
女性レポーターも「返しちゃいますよね、そりゃあ…」となんとか中継を続けようとする。だが、その様子を見ていた高橋克実、カンニング竹山が「危ない危ない」「返していいですよ」と逆にフォローしていた。
このやりとりは当時ネットで物議を醸し、安藤へのバッシングが続いた。
なお、『グッディ』はこの騒動からおよそ1カ月後の2020年9月で放送を終了。熱中症事件のイメージはぬぐえないまま役目を終えている。