今回の動画で両名はシーズン中のコーチの配置転換をテーマにトーク。今季の巨人が5月24日、7月19日の2回にわたりコーチ陣をシャッフルしていることへの見解や、コーチの入れ替えが選手に及ぼす影響などを語った。
>>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<<
その中で、片岡氏は阪神打撃コーチ時代(2010-2012,2016-2018)に球団外部からの批判に激怒したことがあるという話を明かす。片岡氏によると、阪神はチーム状態が悪いとすぐにコーチへの風当たりが強まる球団だったといい、直接的・間接的かは触れなかったが自身も球団外の人々から「二軍に落とせ」という批判を幾度となく受けたとのこと。ただ、「結果が出なかったらもちろん責任と取らなきゃいけないのがコーチだし、それ(外野の批判)はもう仕方ないこと」と、ほとんどの批判や苦言は甘んじて受け入れていたという。
ただ、ある年に球団の親会社・阪急阪神ホールディングスの株主総会で挙がった自身への批判には思わず激怒したとのこと。批判の詳細は明かさなかったが、聞いた瞬間に「ドタマかち割ったろうかなホンマ」と怒りが瞬時に沸点に達するような内容だったと語った。
片岡氏の発言を受け、ネット上には「阪神は外野の雑音が酷いっていうのはなんかイメージ通りだな」、「何かにつけてすぐ叩かれる環境でよく計6年間もコーチできたな」、「総会で何を言われたのかは知らんが、ドタマかちわるは怖すぎだろ(笑)」といった反応が寄せられている。
一方、「その株主総会って金本政権1年目の時のだろ、実績無い奴が何でコーチやってんだ的な」、「当時はあまりにも失礼過ぎると思ったけど本人もブチ切れてたのか」、「あの時の片岡批判はファンの中でも意見が分かれてたような記憶がある」と、具体的な日時や内容を推測するコメントも複数挙がった。
「片岡氏は第2次コーチ時代の2016年6月14日に行われた親会社の株主総会で、ある株主から『なぜバッティングコーチが片岡なのか? あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている』と名指しで解任を求められたことが伝えられています。現役・阪神時代(2002-2006)の成績が『376試合・.242・28本・122打点』にとどまった片岡氏に、総会時点でチームがリーグ5位に沈んでいた責任を求めた株主の言い草は当時のファンの間でも『チームが勝ててない以上片岡にも責任はある』、『実績と指導力は関係ないだろ』と賛否を呼びました。そのため、今回片岡氏が挙げた株主総会は2016年の会を指しているのではないかと推測しているファンも少なくないようです」(野球ライター)
例年阪神関連の質問が多数飛び出すことで有名な阪急阪神ホールディングスの株主総会。物言う株主たちに気苦労を感じていたのは、もしかすると片岡氏だけではないのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ