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バンジー初体験の女性、紐を取り付けないまま飛び降り即死 地上からの合図を誤認識したか

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 人間誰しも勘違いをすることはあるが、海外では、バンジージャンプをした際、とある勘違いをしたことで死亡した女性がいる。

 コロンビア・アンティオキア県で、25歳の女性が、バンジージャプの紐がつけられていないにも関わらず、飛び降りる合図をされたと勘違いして橋から飛び降り、死亡したと海外ニュースサイト『toofab』と『New York Post』などが7月22日までに報じた。

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 報道によると、女性は恋人の男性とともに同県にある人気のバンジースポットである橋を訪れたという。女性と恋人はそこでバンジージャンプを体験することにした。女性と恋人は地上約164フィート(約50メートル)の高さの橋の上に登り、橋の上から下の谷に向かって飛び降りる準備をした。恋人は初めてではなかったが、女性は初めてのバンジージャンプ体験だった。バンジージャンプの費用は1人あたり5万9000ペソ(約1600円)だった。

 橋の上にいたスタッフが恋人にハーネスと紐をつけ、恋人は飛び降りることに備えた。女性に対しては、スタッフは女性の飛ぶ順番が男性の次であると把握していたこともあり、女性の体にはハーネスは取り付けたものの紐は取り付けなかった。恋人の準備が整うと、地上にいたスタッフが恋人に飛び降りるように指示した。しかし女性は、スタッフが自分に飛び降りるように指示したのだと勘違いし、紐が取り付けられていないにも関わらず谷に向かって橋の上から飛び降りたそうだ。地上にいたスタッフが手で合図を送ったのか、拡声器のようなものを使って合図をしたのか、詳細は不明である。

 女性は谷に飛び降り、転落死した。恋人は女性が紐を取り付けずに飛び降りたのを目の当たりにし、すぐに地上に降りて恋人の元に向かい心肺蘇生などをした。恋人は救急隊が到着するまで蘇生を続けたが、駆けつけた救急隊が女性がその場で死亡したことを確認したという。

 『toofab』によると、当局は現在、女性が紐をつけずに飛び降りたことに関しての調査を開始しているが、女性と恋人が利用したバンジージャンプの運営会社は、バンジージャンプを運営するにあたって必要な許可を得ずに営業していた可能性があるとして捜査を進めているという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「悲惨すぎる。恋人は目の前で女性が死亡して辛いことだろう。心の傷は深い」「紐がついていなかったら飛び降りてはダメだと分かるのではないかと思ったけど、初めてのバンジージャンプで、さらに高いところにいる恐怖から紐のことなど考えられなくなるかもしれない。ハーネスがついていたら準備は整ったと勘違いしてしまうかもしれない」「橋の上にいたスタッフは止めなかったのか。スタッフの危機管理能力も低い」「バンジージャンプをする値段が安すぎる。確実にこの会社は怪しい。安全管理もそうだし、人件費も節約していたのかもしれない。当局はきちんと調べて罪に問うべき」などの声が挙がっていた。

 旅行を楽しむ予定だった女性と恋人にとっては、まさに悲劇だったと言えるだろう。

記事内の引用について
「Lawyer Jumps Off Bridge to Her Death Without Bungee Cord Attached After Mistaking Signal Meant for Boyfriend」(toofab)より
https://toofab.com/2021/07/22/lawyer-jumps-off-bridge-to-her-death-without-bungee-cord-attached/
「Woman plunges 164 feet to death in tragic bungee-jumping accident」(New York Post)より
https://nypost.com/2021/07/22/woman-plunges-164-feet-to-death-in-tragic-bungee-accident/

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