2人は、開会式の演出に疑問を持ったようで気になったシーンを指摘。2人の妻や子どもはオリンピックそのものに興味を示さず、矢作兼は「やっぱりオジサンしか見ていない」と嘆き気味だったそう。
さらに、矢作は開会式で比較的評判の良い「ドローン」演出についても、「あれ遅くなかった?出すの。オープニングがいいのにね。あれから始まったらワクワクしない?」と話すと、小木博明も「花火をやっているのと一緒だよね」と共感を寄せていた。
>>志らく、五輪開会式の劇団ひとりや海老蔵に不満「いくらでも素晴らしい見せ方もあったろう」<<
矢作が最も不満を持ったのは、聖火リレーのクライマックスだった。「一番嫌なのはさ。聖火の最後の火のつけ方よ。普通すぎて。だって覚えてる?火のついた矢でやるとか、世間的には絶対忘れられない。ロサンゼルスオリンピック」と話すと、小木も「飛んできたからね人が。あの時に未来を感じたよ」とコメント。
「火の矢」は1992年のスペインのバルセロナ五輪、人が飛んで来る「ロケットマン」は1984年のアメリカのロサンゼルス五輪の演出だ。確かに、これらと比べれば、今回は地味すぎるだろう。小木も「何あの古いやつ」と呆れ気味だった。矢作は「(聖火を)どうやってつけるんだろう。下の方につけたら火が飛び散ってすごいことになって、最終的に聖火台に行くのかなとかさ。階段登って行って普通につけたんだぞ」と強烈なツッコミを入れていた。
矢作は「俺らからしたらピンちゃん(劇団ひとり)だけが唯一の救いだったよ」とも話しており、友人の芸人の出演を喜んでいるようだった。もちろん、おぎやはぎの2人にも何も知らされていなかったようだ。
これには、ネット上で「開会式への文句並べるだけで漫才になっているな」「火のつけ方に注目する矢作さん、目のつけ所がさすがだと思う」といった声が聞かれた。