今年の注目は、ユニットコンビの動向だろう。昨年度の大会では、おいでやす小田とこがけんによる、おいでやすこがが準優勝を果たした。両者は『R-1ぐらんぷり』(関西テレビ・フジテレビ共同制作、現在はR-1グランプリ)で芸歴制限が加わったルール変更により出場資格を失い「M-1」で躍進を遂げた。2人は今年もエントリーを表明。狙うのは優勝だろう。
>>ニューヨークに「早くも天狗?」「愚痴が多すぎる」の声 『M-1』ブレーク後の多忙ぶりアピールが不評<<
このほかにも注目のユニットは誰がいるだろうか。
ピン芸人の街裏ぴんくは、元ジャリズムのインタビューマン山下とのユニットでの参加を表明している。ベテラン芸人の活躍に期待だ。
「ワカチコ」のフレーズでおなじみのゆってぃも、自身のネットラジオでM-1参加に意欲を見せている。ゴマキこと後藤真希を誘いたいとボケていたが「一発屋オールスターズ」周辺の芸人に当たりをつけているようだ。
さらに元りあるキッズの安田善紀も「街録ch」で、目標としてM-1優勝を宣言。さまざまな相方と組むお笑いイベントも行っており、これはユニットの相手を探しているのだろう。今年は元相方のゆうきとのコンビ解散後7年ぶりの再会も話題となり、注目を集めるだけに何かしらのアクションを起こす可能性はありそうだ。
ユニットで大穴的存在なのがもう中こと、もう中学生だ。すでにブレークの兆しは十分あるが「M-1」出場となれば話題十分だろう。もう中は、鬼越トマホークのユーチューブ動画で、スキンヘッドの坂井良多がコンビを解散するのでユニットを組んでくれないかと求めたところ、M-1用に温めている「ネギのネタ」があると裏話を披露。その内容は、ボケまくる相方にもう中が的確なツッコミを入れるもの。理想の相手にはナインティナインの岡村隆史を挙げていた。ボケキャラに見えるもう中がツッコミに回るネタは見てみたいものだ。
ユニットコンビは『キングオブコント』(TBS系)で解禁されるなど、時代のトレンドと言える。M-1でもあっと驚くユニットの誕生に期待したいところだ。
記事内の引用について
ゆってぃの「お笑いラジオアプリGERA」より
https://play.gera.fan/episode/pqChqAJZd2CsT72k1vIg
安田善紀の「街録ch」より
https://www.youtube.com/watch?v=j-cYjEByqAc
鬼越トマホーク喧嘩チャンネルより
https://www.youtube.com/watch?v=B0icF22rp2Q