そんな吉瀬のように、イメージにない意外な元ヤンは芸能界にも多くいる。例えば元フジテレビアナウンサー、“カトパン”こと加藤綾子。彼女の通っていた中学校はまさに“不良の巣窟”で、とにかく荒れ放題。その中でも彼女はガングロの金髪ギャルとして鳴らし、年上の男性ともよく遊んでいたそう。実際、のちにホストの元彼とのプリクラが流出したこともある。
また、吉瀬と同じ福岡でヤンキーとして悪名をとどろかせていたのが、『M-1グランプリ2009』(テレビ朝日系)王者、パンクブーブーの黒瀬純。昨年11月放送の『ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅6』(テレビ東京系)で共演者に悪態をつき非難を浴びたが、そもそもの印象としてはヤンキーとは無縁のように思える。
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だが彼は地元の暴走族・悪死魔の「副総長」にまで上り詰めた実力者。本人は「面白いから」その地位に就けたと言っているようだが、学校では先生とつかみ合いのケンカを展開。周囲からは「ヤンキーの見本」として恐れられていたという伝説も残っている。
『鬼滅の刃』の主題歌で一躍スターとなったLiSAも元ヤンだとか。『NHK紅白歌合戦』に2年連続出場を果たすなど輝かしい人生を歩んでいるが、中学生時代は深夜に徘徊して警察に補導されたり、車高が低い改造車に乗った4歳上の彼氏がいたという、もっぱらの噂。
ほかにも、元AKB・大島優子も実は元ヤンだという。中2のころ、仲の良い友だちの1人が不良になり、その子を更生させようとグループに出入りしているうちに、自分もヤンキーになったとか。やがて髪の毛を染めたことで教室に“出入り禁止”になると、「別に」といった感じで、1日じゅう保健室にいたという。
以上、どこまでワルだったのかは、当人しか知らないところ。ただ、こうした喧嘩上等のヤンキー精神というべきか、メンタルの強さがないと、芸能界は渡り歩けないのかもしれない。