昨日26日に行われた「東京オリンピック」卓球混合ダブルス決勝で、水谷隼・伊藤美誠ペアが絶対王者・中国を撃破。日本卓球界に初めて金メダルをもたらし、感動を呼んだ。
その歴史的勝利の瞬間、水谷選手は伊藤選手にハグ。だが、強く抱きしめられたこともあったのか、伊藤選手は顔を横に向けた。この後、コーチと3人で抱き合った時も彼女は顔を横に向けていることから、飛沫対策とも考えられるのだが、この映像を見たMCの谷原章介が「ハグをしたら、美誠ちゃん、ちょっと嫌がってなかった?」と質問。
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これに情報キャスターの田中良幸アナウンサーも同調して、「間違いなく日本の卓球界、歴史的な瞬間なんですけど、ちょっと『あれ?』と思われる方もいるので、もう一度そのシーンご覧いただきましょう。こちらになります」とVTRを振った。
そして田中アナは、一度は普通の倍速で、二度目はスロー映像を流しながら、「(優勝が)決まって抱き合いますけど…… ちょっと伊藤選手、のけぞってる感じもありますけど。『痛い』みたいなことを言っているような感じもあります」と解説したのだ。
この後、ハグをした時の心境について水谷選手が会見で語った発言も映像で紹介。「優勝した瞬間は本当に衝動的にうれしすぎて、喜びを表現した形があれだったが、伊藤選手にはそこまで…ちょっと拒否気味だったのが少し…抱き着いて『痛い』とはねのけられて、ちょっとつらかった」と述べていることが分かる。
そんな水谷選手のコメントを受けて、番組では何度もその時の映像をプレイバック。だが、SNS上では何度も流れる映像に「これいる?」「そんなとこ拾うなよ」「失礼な番組だな」、さらには「何度も何度もフジはセクハラだと炎上させたいのか嫌なスタッフだな」「何遍流すんだゲスいな」「また切り取りかよ マスコミ最低だな」といった声が寄せられていた。番組ならではの独自色を出したいのは分かるが、疑問を持たれてしまうと逆効果だ。