話題になっているのは新型コロナについて取り上げている際の一幕。欧米ではワクチン接種が進み、脱マスクとなっている一方、日本では東京都と沖縄県で緊急事態宣言が発令されており、韓国やイスラエルなどでは規制が強化され、世界が二極化している。
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そんな中、各国の方針の基準をどう考えるかについて話を振られた古市氏は、「テレビ出てて言いにくいですけど、やっぱりテレビが悪いんじゃないですか」と苦笑いしながら指摘。「例えばテレビとかで『最近イギリスすごいですね、アメリカすごいですね、ワクチン進んでますね。ノーマスクでスポーツ大会できてますね』ってやるじゃないですか」とここ最近の報道に触れ、「でも、そのイギリスとかアメリカよりも、日本の方がはるかに感染者数も死者の数も低くて、しかも今だけじゃなくて、ずっと低く抑えられてきたわけですよね」と欧米に比べて日本は現在も感染者数や死者数が少ないとした。
また、古市氏は世論について、「結局みんな雰囲気で物事を判断しちゃってて、雰囲気で『あの国、この国悪い』って言ってるだけで、ちゃんと数字を見て判断することが大切」と断言。「日本に関しては、イギリスやアメリカに憧れるんじゃなくて、ちゃんと数字を見て、ベッドを見て、冷静に判断していくってことが大事」と話していた。
さらに、ワクチンについては実際の感染抑制効果に加え、「心理的な影響も大きい。ワクチンを打った人がこれだけいるんだから、自分も動いて大丈夫だし、周りも動いて大丈夫だろう、って」と分析していた。
この古市氏の発言に、ネット上からは「これはド正論」「欧米の感染者数のグラフ出さずに日本だけを批判するワイドショー多いもんね」「確かに感情論しか言わないメディアも多い」という賛同の声が集まっていた。
コロナ下でワイドショーの報道に違和感を抱く人も多い中、古市氏のこの発言に同意した人は多かったようだ。