昨日、日本におけるコロナによる死者の累計が1万人を超えたことが分かった。また年代別で見ると、70代が23.8%、80代以上が65.4%と、高齢者が圧倒的な割合を占めるという。
この日のスタジオには、感染症の専門家としておなじみの昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏もいたのだが、MCの谷原章介は三浦氏に向かって「1万人という数は世界的に見たらどうなんですか?」と質問。これに対し、彼女は「かなり抑えていると言えるでしょうね」と専門外であるにも関わらず見解を述べた。
さらに三浦氏は、年代別死者の話に戻りながら、「70代以上が9割ですね」と切り出すと、「札幌の例を引いた東洋経済の記事がありまして、コロナの死者の4割は、もともと寝たきりの患者さんで、(コロナが)最後の一滴の、最後の一押しになってしまった可能性がある」と言及。
その上で、「最後の一滴が、(コロナ以外の)他の肺炎ウイルスだった可能性もあるわけですし、そこは防げないかもしれない」と私見。そして、「最後の一滴ではない方を防ぐにはどうすればいいかと考えると、高齢者施設に集中的にワクチンを打っていくとか、都市の高齢者に集中的にワクチンを打っていく」と対策について語り、「9割のうちの4割ではなくて、その5割をなるべく減らしましょうという考え方ですね」と述べた。
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つまり同氏は「70代以上が9割」と言われるコロナの死者のうち、4割部分の寝たきりの患者はある意味仕方ないとして、そうではない患者を救おうということだろう。
だが、この物言いにSNS上は反発。「自分の家族が同じように亡くなっても同じ事言えるのかな?心ない発言に朝からとても腹立った」「言外に『どうせ死んでた人たちでしょ』と言ってるように感じて、ここまで墜ちたかぁ……って、個人の感想です」「寝たきりだったらコロナで死んでもいいの?」などツッコミの声が巻き起こっている。