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優しくして自分に依存させる策略男~本当にあった怖い彼氏~

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画像はイメージです

畑中 恵(仮名・28歳)

 専門学生の時、交際していた彼氏の話です。彼は、実家がお金持ちのいわゆるお坊ちゃまでした。そのため、私とのデート代は全て出してくれていました。私も最初こそ遠慮していたものの、「好きだからこそ払いたい」と繰り返し言う彼に甘えるようになりました。

 やがて付き合って数か月で同棲しようと言われ、家賃等すべて彼負担で一緒に暮らし始めました。私はせめて金銭面以外は彼の役に立とうと思い、家事は私が引き受けると伝えました。ところが、彼は「そんなことしなくていい」と断り、料理も家事も私がバイトの間にやってしまうのでした。彼はバイトをしていなかったので止めることもできず、私は彼に頼りきりになりました。

 ​>>どうしてもいじめてほしいマゾ男~本当にあった怖い彼氏~<<​​​

 そのうち、彼にバイトも辞めるように言われ、交際1年後には身の回りのことは全て彼がしてくれる状態でした。本当に情けないですが、当時はそれが当たり前になってしまっており、私は料理も何もできなくなっていきました。

 そんなある日、親友とカフェに行った際、彼女に「あなたは変わった。もっと向上心があったのに今はあまりにも自堕落だ」と言われてしまいました。私は腹が立ち、その場を去りましたが、その日以降彼女の言葉が頭から離れなくなり、やっと自分のダメさに気付きました。私は彼に今後自分のことは自分でするし、バイトも再開して家賃も半分払うと伝えました。すると、いつも優しくて怒ったこともない彼が「ここまで時間をかけてやっと依存させたのに!」と逆上しました。そう、彼は彼女に優しくして自分に依存させることで快感を得ていた策略男だったのです。

 怒った彼は、依存させたかっただけで愛してなんかいなかったと言い放ち、私達はそれきりとなりました。別れてからは、それまで彼氏に頼りきりだった分、元の生活に戻るまで大変でしたが、あの時別れて自立出来て、今は本当に良かったと思います。

写真・Nick Pateman

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