アメリカ・アラバマ州で、44歳の高校の女教師が、当時15歳と16歳の男子生徒に性的暴行を加え逮捕された後自殺したと、海外ニュースサイト『New York Post』と『The Daily Star』が6月1日までに報じた。
報道によると、女教師は勤務していた高校で、2019年に「年間最優秀教師」に選ばれたという。「年間最優秀教師」が教師によって選ばれるのか生徒によって選ばれるのかなど、選考の詳細は報道では明かされていない。女教師が「年間最優秀教師」に選ばれた翌年の2020年9月、女教師は当時15歳と16歳だった2人の男子生徒に合計で4回、性的暴行を加えた。女教師は放課後、生徒を教室に呼び出し、教室内で行為に及ぶなどしていたという。
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女教師の犯行が何らかの形で明らかになり、2021年5月27日、女教師は19歳未満の少年に性的暴行を加えた罪などで逮捕された。女教師は逮捕された後、その日のうちに保釈金6万ドル(約662万円)を支払い釈放された。釈放された2日後の5月29日、女教師は自宅で死亡しているのが発見された。女教師はショットガンを使用し、自殺したと見られている。
女教師が勤務していた高校の校長は女教師の逮捕後に「我々は生徒の安全と幸せを最も重要なことだと考えている。生徒が安心して学べる場所であるようにベストを尽くす」と声明を出した。女教師の自殺後は、学校側は声明を発表していない。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「15歳や16歳の少年に教師が手を出すなんてあり得ない。生徒らは心に大きな傷を負ったことだろう」「年間最優秀教師に選ばれたということは、この女教師は学校では“いい教師”として通っていたのだろう。それを利用して犯行に及んだ可能性もある」「年間最優秀教師に選ばれるほどの教師なのに裏の顔は分からない。それを見抜けなかった学校側にも問題があるのでは」「年間最優秀教師に選ばれたこともあり、今後の自身のキャリアに不安を感じて女教師は自殺をしたのだろう」などの声が挙がっていた。
被害を受けた生徒のショックは計り知れないが、それ以外の生徒の心のケアも重要になってくることだろう。
記事内の引用について
「High school teacher kills herself after she’s busted for sex with students」(New York Post)より
https://nypost.com/2021/05/31/teacher-of-the-year-kills-herself-after-student-sex-bust/
「Teacher kills herself after arrest for rape and sex attack of 2 students in classroom」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/teacher-kills-herself-after-arrest-24224197