「T矢は新卒で入って来て、その時はまだ20代前半でした。私の直属の部下ということもあり、一緒に仕事をする時間も長かったです。T矢は素直で可愛くて弟ができたみたいに可愛がっていました。時々、顔の距離が近くドキッとする瞬間も多かったですが、私にも夫はいましたし、今更10も年下の部下とどうこうなるなんて考えてもいませんでした。でも、あるプロジェクトの打ち上げの後、“2人だけで飲みに行きませんか?”って誘われたんです。T矢の意味ありげな視線に、つい期待してしまっている自分がいました」
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年下部下に誘われた沙也加さん。夫との夜の生活はマンネリ気味で回数も少なく、欲求不満だったという。彼女は誘われるままに2人で飲みに行った。その時までは沙也加さんは「上司」としての立場を守っていたという。
「帰り道、彼が突然、私の手を繋いできたんです。ふざけているのかと思いましたが、彼はすごく真剣な顔をしていて…私は酔っていたこともあったし、久しぶりに触れた男性の肌にクラっとしてしまって…。気が付けば朝まで2人でホテルにいました。彼は若いだけあって体力もすごくて、何度も求められて…。そのままギリギリまで何回も肌を重ねました。すごく燃えましたし、気持ち良かったです。でも、私にとってはあくまでもその時だけの大人の関係のつもりでした」
部下と関係を持ってしまった沙也加さん。彼女は一時的な火遊びのつもりだった。しかし、まだ若いT矢は本気で沙也加さんとの未来を夢見ていた。暴走したT矢の沙也加さんへの愛情はやがて憎しみへと変わっていく…。