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<実録!不倫カップルの顛末>ダブル不倫で離婚…疑心暗鬼の心に悶える日々

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 虐げられる人間が別の場所に救いを求めるのは、ごくごく当たり前のことだ。例えそれが不道徳な道であったとしても。夫のDVに悩み幼馴染である男性・K介に相談をしていた吉原果林さん(仮名・32歳)。彼女への愛情を告白したK介の誘いに乗り、肉体関係を持つことになった。離婚に向けて前向きに動き出す決意をしていた。しかし、お互い既婚かつ子どものいる身。事態はそうスムーズにはいかなかった。

 「一度関係を持った後は、2人で何度も会って体を重ねました。正直、体の相性は良いとは言えませんでしたが、彼から誘いがあれば最優先で抱かれに行きました。彼にはいつ奥さんと別れるの?と会うたびに聞きましたが、いつも“大丈夫だから”“信じて待っていて欲しい”とはぐらかされてきました。

 ​>>前編:<実録!不倫カップルの顛末>夫のDVに悩み幼馴染の男性に救いを求め体と心が満たされた夜<<​​​

 その内、度重なる外出が原因で夫からも不倫を疑われるようになり大喧嘩しました。私も後には引けなくなり、DVをバラされたくなかったら離婚して欲しいと啖呵を切ったんです。夫は激高してましたが、お互いに慰謝料なしの条件で離婚に承諾してくれました」

 子どもの親権は果林さんが持つことになった。しかし、K介の方は奥さんとの離婚の話し合いは進展していないようだったという。何の準備もないままシングルマザーになった果林さんは次第に焦り、K介をなじるようになったという。

 「彼は相変わらず、“今はタイミングが悪い”“もう少し落ち着いたら”を繰り返すばかりでした。前の夫とは違い、優しい穏やかな人だと思っていたんですが、ただの優柔不断な口だけの男だったのかも知れませんね…。今は実家に子どもと一緒に身を寄せていますが、肩身が狭くて仕方ないです。せめて、私自身、ちゃんと仕事を見つけてから離婚すれば良かったです」

 現在、K介からの連絡は途絶えがちになっているという。しかし、それでも彼女は彼が離婚し、一緒になってくれるのを待っている。「あの時、どうするのが正解だったのか…」。果林さんは今も自問自答の日々を送っている。

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