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​​​パンサー向井の出演が増えたのは、あの芸人の後釜狙い? MCとしての器用さとギャップで飛躍なるか

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パンサー・向井慧

 パンサーの向井慧が、21日深夜に放送された『さまぁ~ず論』(テレビ朝日系)に出演。見取り図(盛山晋太郎、リリー)をメインゲストに、向井が進行役を務めた。

 番組では、さまぁ~ずと見取り図のトークに適宜ツッコミを入れ、進行も務めるという役目だった向井。番組を円滑に進める重要な役を担っていたが、向井はこうしたポジションで番組に出演したり、明治大学政治経済学部出身の高学歴を生かして、クイズ番組の解答者として登場することもある。

 パンサー(向井、尾形貴弘、‎菅良太郎)と言えば、劇場の出待ちNo.1芸人として人気が沸騰し、2010年頃から頭角を現したトリオ。当初は人気先行のイメージも否めなかったが、現在では年齢や経験を重ねて、円熟味を増している。

 >>『ロンハー』に「放送していいレベルじゃない」心配も パンサー向井の本音吐露には「泣ける」の声<<

 「向井は若手の時からバラエティー能力が抜群で、たびたび番組の進行役を任されています。イケメン芸人としてのイメージが強いんですが、かなりの実力派。前のコンビでボケだったこともあって、笑いの嗅覚も鋭いし、ツッコミで笑いを獲れる、進行中に周囲を見渡せる器用さ、ラジオ番組を持つほどのトーク力も申し分はないです。ただ、ここ最近出演が増えているのは、吉本を退所したオリエンタルラジオ藤森慎吾や、『王様のブランチ』(TBS系)を降板したアンジャッシュ渡部建のポジションを担えるよう育てられているのではと見られています。『あちこちオードリー』(テレビ東京系)や『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でイメージにない繊細でネガティブな姿を見せているのも視聴者に共感や愛着を持ってもらう戦略ともいえます。実際、悩み苦しみながら芸能界で戦う姿に、SNS上で共感や応援のコメントが多くありました」(芸能ライター)

 パンサーの頭脳である菅と共に、向井の力が発揮されているのが『有吉の壁』(日本テレビ系)だ。多くの若手が出演する中で、向井の存在はなくてはならないものとなっている。もう中学生、チョコレートプラネット、シソンヌなど、この番組で再評価される芸人は多くいるが、パンサーも間違いなく評価が高まった芸人である。向井が今後MC芸人として仕事が急増するのは間違いないだろう。

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