各スポーツ紙などによると、同作は日本でも大ヒットした米のドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサー、フランク・ドルジャー氏が手掛ける。ドイツ、フランス、イタリア、スイスなど欧州各国の主要放送局と動画配信サービス・Huluがタッグを組んだビッグプロジェクトになるという。
同名の世界的ベストセラー小説が原作で、深海に潜む知的生物と人類の戦いを描くSFサスペンス。セリフは全編英語で、海外制作ドラマへの参加は初めてとなる木村は、科学者グループの創設者役を演じるという。
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「かなり資金が潤沢なビッグプロジェクトとなりそうで、世界的ヒットが確約されているようなもの。そこで主要キャストを務めるキムタクは一躍その知名度を海外に知らしめることになりそう。これまでの俳優人生の中で、一番のビッグチャンスが到来したのかもしれない」(映画業界関係者)
これまで木村は海外の作品では、04年公開の映画「2046」、09年公開の映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」に出演。2作品のうち、「2046」が海外デビュー作品となったのだが……。
「メガホンをとったのが中国の巨匠、ウォン・カーウァイ監督、共演はトニー・レオン、コン・リー、チャン・ツィイーらアジア圏のトップスターたち。キムタクは出演が決まった時点から英語を勉強し始め撮影に臨んだ。ところが、与えられたのは日本人の役で英語のセリフはなく、出演時間は数分間だけ。『カンヌ国際映画祭』に日本から多くの報道陣が訪れキムタクの“雄姿”を報じようとしたが、チョイ役でガッカリしただけだった」(映画担当記者)
木村は英語力を磨きながらリベンジの機会を待ち望んでいたはずで、ようやくその機会が訪れたようだ。