松本が、2001年に放送された『ダウンタウンのものごっつええ感じスペシャル』(フジテレビ系)以来、20年ぶりの民放コント番組出演ということで話題になった同番組。放送後、一部報道で世帯平均視聴率が6・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とネガティブな紹介をされたが、松本は14日に自身のTwitterにて、世帯視聴率については気にしてないとし、コア視聴率(TBSは13~59歳の層を「ファミリーコア」と呼んでいる)が放送時間横並びでトップだったと説明している。
「放送直後に配信された、民放公式の番組無料配信サービスTVerでもかなり好評なんです。ランキングは、基本的にはドラマが上位を占め、バラエティー番組が食い込むのは難しいです。しかし、同番組は、人気連続ドラマの新作回や、音楽番組が続々アップされる中、15日朝時点でトップ10をキープしていました」(芸能ライター)
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今回、松本は『おめでとう』と『管理人』の2本に参加。どちらも伝説のコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』や松本の映像作品『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM』のような世界観が存分に発揮されたもので、オチは狂気すら感じる内容。それぞれ相手役を務めたバイきんぐ・小峠英二、東京03・飯塚悟志との絶妙なやりとりも話題を呼んだ。
「松本は2010年~2012年にNHKでコント番組『松本人志のコント MHK』に挑戦しています。浜田雅功との共演などがあったものの、難解な点があり視聴者にほとんど受け入れられませんでした。それもそのはず。その後、番組が密着を受けた『仕事の流儀』にて“(MHKでは)『ごっつ』みたいなものは思ってないかな。徳の高いコントをしてみたい”と発言していましたからね。『ごっつ』はゴールデンで放送されていましたし、ポップで分かりやすいものも多かったです。その点、『MHK』はツッコミがないコントも多く、視聴者に伝わりづらかった点は否めません。これはあくまで印象ですが、今回の『キングオブコントの会』の2本は、『ごっつ』と『MHK』のちょうど間のように感じましたね。受け手もツッコミの名手ばかりなので、よりクオリティーが高くなりました」(同上)
SNSでも「1年に1回でもいいから、やってほしい」「久しぶりに何かに憑依してる松ちゃんを見た気がする。今後も定期的に続けていって欲しいな」「松本人志は錆びてない事が証明された」と次回作を希望する声も多い。今回出演しなかった浜田も含めて、定期的に松本の新作コントを見たいものだ。