警察によると、男は5月29日午後7時頃、瀬戸市のコンビニエンスストアに知人女性と訪れる。レジでその女性が新型コロナウイルス感染拡大防止のため設置されていた飛沫防止シートをめくり上げるという、常識が欠如していると言わざるを得ない行動に出たという。
様子を見た52歳の店員が注意を与えると、一緒にいた45歳の男が激怒。店員に「タバコが見えんがや」などと大声で怒鳴り散らしたうえ、ゴミ箱を蹴り上げて壊すなどして、暴れ回った。店側は即座に110番通報し、警察が捜査を開始。防犯カメラなどを調べた結果、瀬戸市内に住む45歳男の犯行である可能性が高まり、9日に威力業務妨害と器物損壊の疑いで逮捕された。
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警察の取り調べに対し、男は「店員と揉めたが、わからない」と意味不明な供述をしている。コンビニエンスストアのレジには防犯カメラが設置されており、その映像を確認すれば犯行はすぐに立証できる。男の「わからない」という供述は、言い訳に過ぎない結果になることは確実だ。
自分勝手と言わざるを得ない犯行に、「客というだけで自分が偉いと勘違いして、店員を怒鳴って物を壊す。こういう人間は一生刑務所に入っていてほしい」「最近この手の犯罪が多い。コロナ感染防止のために対応していかなければいけないのに、それができない。特に中高年はその傾向が顕著だと思う」などと怒りの声が上がることになった。
社会のルールを守らず、怒鳴り散らし物を壊す。情けない犯罪と言わざるを得ない。