警察によると、男は5月31日午後4時頃、玉城町のスーパーを訪れると、ヨーグルトなど食料品4点を万引きする。64歳の警備員が様子を目撃し声をかけると男は逆上し、顔を殴るなどの暴力を振るった。
結局、男は駆けつけた警察官に強盗致傷の疑いで現行犯逮捕される。その後、男の身元が同町の老舗醤油会社社長であることが発覚した。警察の取り調べに対し、男は「衝動的にこれくらいなら盗んでもいいと思った」と動機を供述。さらに、暴行については「警備員がベルトを掴んできて腹が立った」などと話しているという。
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会社社長という立場であれば、食料品を購入する経済力は有しているはず。そんな中、「これくらいなら盗んでもいいと思った」と身勝手な動機を口にした男に、「醤油を買ってもらって生活している会社の社長の言葉とは到底思えない。醤油が『これくらい』と思われたら、お前らは生活できないだろ」「老舗の看板が台無し。万引きしたうえ、警備員に暴行なんてあり得ない」「あなた方はお客さんから商品を買ってもらうことで生活できるのではないんですか?」と怒りの声が相次いでいる。
また、「ずっと社長でいると周りがペコペコして、いつの間にか傲慢になるのでは」「こういう社長がいる会社、結構多いんじゃない?」「どうせ金で不起訴にすればいいと思っている。厳罰にしてくれ」と指摘も出た。
いかなる立場にいようとも、万引きや暴行は犯罪である。