スペイン・カタルーニャ州にあるアダルト映画制作会社の社長の女性が、コロナ禍によって低下した社員のモチベーションを上げるため、社員に自慰行為のための休憩を毎日30分与えることにしたと海外ニュースサイト『LADbible』と『METRO』、『THE Sun』などが5月14日までに報じた。
報道によると、44歳の女性社長はコロナ禍で生活様式や仕事環境が変化し社員の士気が下がり、集中力も低下していると感じたという。社員たちは在宅勤務ではなくオフィスワークをしていた。社長は社員の士気を上げようと、36人の社員全員に、毎日30分間、自慰行為をするための休憩時間を与えたそうだ。社長は自慰行為のためのプライベートな部屋もオフィスに設置した。部屋の詳細は明かされていない。自慰行為休憩は強制ではなく、社員が各自、自由に1日のスケジュールに組み込んで休暇を取れる。昼食休憩は自慰行為休憩とは別に設けた。なお社員36人の性別の割合は不明だ。
『METRO』によると、社長は自慰休憩を設けたことについて「誰もが気持ちよくなれることは一つしかないと思い、自慰行為ができる時間と空間を社員全員に与えました。私は従業員を大切にしています。そして従業員の気分が良くなればいい仕事をしてくれるということも知っています」と話しているそうだ。
『LADbible』によると、自慰行為休憩は社内で好評で、社員からは「集中力と生産性を高めることに役立っている。それにイライラも軽減されるためチームワークも向上する」「社員に自慰行為休憩を与えることは緊張とストレスと和らげるのに最適な方法だ」などの声が寄せられているという。
なお、毎日、何人の社員が自慰行為休憩を取っているのかは明かされていないが、社長は自慰行為休憩を取り入れるべきだと社長仲間に呼びかけているそうだ。
>>コロナの隔離措置を無視した看護師、タピオカを買うために外出し逮捕 7週間の刑務所行きに<<
このニュースが世界に広がると、ネット上では「社長が仕事中に自慰行為を認めるなんて笑ってしまった。面白いニュース」「自分もこの会社に就職したい」「仕事中にムラムラすることは少なからず誰もが一度は経験したことがあるはず。アダルトをサービスとした会社だからこそできることだとは思うけど、そう考えるといいアイデア」「一見、奇妙なニュースのようにも思えるが、社長は社員のことを真剣に考えていると思う」「自慰行為をする部屋に行ったら周りにバレるはず。気まずすぎるし自分なら使いたくない」などの声が挙がっていた。
このニュースを知った人からは一部批判的な声も出ていたが、社員が抱えているだろうストレスと向き合って、ユニークな方法ではあるものの解決策を見いだした女性社長に対しては比較的称賛する人が多いようだった。
記事内の引用について
「Boss Lets Staff Take 'Masturbation Breaks' At Work」(LADbible)より
https://www.ladbible.com/news/weird-boss-lets-staff-take-masturbation-breaks-at-work-20210513
「Boss Who Lets Staff Take 30-Minute Masturbation Breaks Shows Behind-The-Scenes Of Job」(LADbible)より
https://www.ladbible.com/news/tv-and-film-boss-who-gives-staff-masturbation-breaks-shows-behind-the-scenes-20210514
「Boss lets staff have 30-minute masturbation breaks」(METRO)より
https://metro.co.uk/2021/05/14/masturbation-month-boss-lets-staff-have-30-minute-masturbation-breaks-14584050/
「SELF LOVE I’m offering my staff 30-minute masturbation breaks every day – it’s the only way to relieve their Covid lockdown stress」(THE Sun)より
https://www.thesun.co.uk/news/worldnews/14956354/boss-offers-staff-30-minute-masturbation-breaks/