スペイン
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レジャー 2023年08月18日 17時00分
サグラダ・ファミリア聖堂、完成型に驚く?『ガウディ展』、ルーツから壮大な構想、最新映像まで全網羅でスペインに行きたくなる!
東京国立近代美術館にて、『ガウディとサグラダ・ファミリア展』が開催されている。 >>全ての画像を見る<< アントニ・ガウディ(1852-1926)は、スペイン・カタルーニャ地方のレウスに生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家。バルセロナ市内に点在するカサ・ビセンス、グエル公園、カサ・バッリョ、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア聖堂など世界遺産に登録された建築群は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな造形によって世界中の人々を魅了し続けている。 開催されているガウディ展は、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞り、この聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていく。 同展では、まず第1章で若き日のガウディの活動と時代背景をたどる。続く第2章では、ガウディの創造の源泉を「歴史」「自然」「幾何学」の3つのポイントから探る。 そして第3章では、ガウディが31歳から73歳で亡くなるまで人生を捧げたサグラダ・ファミリア聖堂の建設プロセスや、ガウディの遺志を引き継いだ人々にも光を当てている。また、彫刻や光と色の効果、建物の音響効果にも工夫が凝らされた、総合芸術としてのサグラダ・ファミリア聖堂にも迫っており、高精細映像やドローン映像が駆使された、建設の最終段階に向かうサグラダ・ファミリア聖堂を最新の映像で味わうことができる。第4章では、世界と日本におけるガウディの需要の歴史や、現代の建築家に与えた影響を紹介している。 西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、生まれ育ったカタルーニャ地方の歴史や風土などガウディのルーツから、図面や膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法や、建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向も存分に体験できる。100 点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえて、ガウディ建築が多面的に網羅されている。 稀有な才能の建築家としてのイメージが強いガウディだが、印象的な言葉を残し、多彩な色彩感覚の持ち主だったことにも気づかされる。もしかしたら、サグラダ・ファミリア聖堂の完成型に驚く人もいるかもしれない。一度現地を訪れたことがある人も、いつか自分の目で見たいと思っている人も、その思いがより強くなる展覧会となっている。 入場は日時予約推奨、東京会場の開催は9月10日(日)まで。8月25日(金)以降は休館日なし、10:00~20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)。『ガウディとサグラダ・ファミリア展』https://gaudi2023-24.jp/東京会場:2023年6月13日(火)~9月10日(日)東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー滋賀会場:2023年9月30日(土)~12月3日(日)佐川美術館 ※日時予約制愛知会場:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)名古屋市美術館
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社会 2023年03月08日 06時00分
くぎ入りソーセージを放置した男が逮捕 散歩中の犬が食べてしまい病院に
人間に対するものはもちろん、動物に対する虐待も重い罪になる。海外では無差別に動物を殺そうとした男が逮捕された。 スペイン・アンダルシア州で、男(年齢は非公開だが、一部では66歳と報じられている)がソーセージの内部にくぎを隠し、道ゆく犬に食べさせ殺そうとして逮捕された事件で、男の裁判が行われた。海外ニュースサイト『Spain Today』と『The Daily Star』などが2月23日までに報じた。 >>息子を噛んだ犬を父親がメッタ刺し 「自分の行動は正当化される以上のもの」発言に賛否<< 報道によると、2020年4月から10月ごろにかけて、男は同州で犬に人気の散歩エリアにくぎ入りのソーセージを放置したという。愛犬を連れて同エリアを散歩していた市民からくぎ入りのソーセージが放置されているという通報を多数受け、警察が捜査を開始。警察が調べると、くぎやピン、その他鋭利な物体が隠されたソーセージが多数見つかったという。具体的な数は不明であるが、警察は多くの数だったと発表している。 『The Daily Star』は実際に見つかったくぎ入りのソーセージの写真を公開している。ソーセージは半分に割られた状態で掲載されているが、長さ10センチほどのくぎが、長さ15〜20センチほどのソーセージの内部に刺さるようにして入れられている。くぎの太さは3ミリほど、ソーセージの太さは2センチほどだ。ソーセージが割られなければくぎは完全に隠れて見えない。 警察の捜査の結果、男が逮捕された。男は容疑を否定していたが、2023年2月19日に事件の裁判が行われ、男には7カ月の刑務所行きが言い渡された。警察によると、男は鋭利な物体入りのソーセージを意図的に放置し、犬を中心とした他の動物を無差別に殺そうとしたとのこと。同エリアには野生の動物もおり、野生の動物も狙っていた可能性もあるという。裁判官も、「男はペットに人気のエリアにいた動物たちを死に至らしめることを望んでいた」として警察の主張を認めた。男は今後2年間、動物を飼うことや動物に関連する職業に従事することも禁止された。 なお、幸いなことに事件によって犬が殺されることはなかった。しかし少なくとも2匹の犬がくぎ入りのソーセージを食べたことで通院したとのことだ。2匹の犬の容体は不明だが、深刻な状態ではない。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「犬を無差別に殺そうとするなんて人間のやることではない。狂人」「こんなニュース悲しすぎて涙が出る」「男は精神的な問題があるのでは」「多くの犬が殺されるかもしれなかったのに刑が軽すぎる。もっと罰を与えるべき」「刑務所から出たらまた同じようなことをしそう」といった声が上がっていた。 男の再犯を心配する声も多い。男が出所した後も、警察は注意深く男の言動を観察する必要があるかもしれない。記事内の引用について「Seven months in prison for hiding nails and pins in sausages for dogs」(Spain Today)よりhttps://spaintoday.news/2023/02/21/seven-months-in-prison-for-hiding-nails-and-pins-in-sausages-for-dogs/「Evil bloke hid metal nails in sausage meat to kill hungry dogs all around town」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/evil-bloke-hid-metal-nails-29290929
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ミステリー 2022年12月24日 23時00分
脳に何らかの損傷があると幽霊や宇宙人が見えてしまう?スペインの神経心理学者が言及
幽霊や宇宙人など、本当に実在するか分からないものを見てしまう人は少なくない。だが、人間の脳や心の仕組みの専門家が、幽霊や宇宙人の目撃談の裏には何らかの脳損傷や神経疾患などが密接に関係している可能性が高い、と述べて注目を集めている。 この説はスペイン・バルセロナのサンパウ病院神経科に勤務している神経心理学者のソウル・マルティネス=ホルタ氏が新著『Cerebros Rotos』にて記したもの。ホルタ氏は同書で神経疾患が引き起こす奇妙な行動について解説し、「損傷した脳で説明できない超常現象には出会っていない」と語っている。 >>心霊スポットを訪れた後、体調を崩してしまうのは本当? 幽霊のせいばかりじゃない心理現象<< またスペインの新聞El Pais紙のインタビューで、彼は「どんな活動でも、脳のプロセスが隠れた神経学的疾患を発見するのに役立つ」と説明している。 例えば一見何の変哲もない物体の中に、まるでこちらを見ているような顔が見えるという「パレイドリア現象」というものがある。 いわゆる心霊写真や、顔に見える不気味なシミなどが浮かび上がる現象に関連づけて説明されるものだが、この現象について彼は1971年にスペインで起きた有名な「ベルメスの顔」を引き合いに出して解説した。 「ベルメスの顔」とはスペイン南部のアンダルシーア州ハエン県のベルメス・デ・ラ・モラレーダの一般家庭で起きた事件だ。その家の住人がある日、床に不気味な顔が浮かび上がっているのを発見。その後、壁や床に大小さまざまな人の顔が浮かび、中には目の位置が変わってこちらを見つめているような表情に変化したという事件だ。 スペインのみならず世界的にも有名なこの事件を踏まえ「パレイドリアとは、一見何の変哲もない物体や風景の中に見慣れた形、特に顔を見いだしてしまう現象です」とホルタ氏は語る。人間の脳には、顔を処理するために進化した領域があると付け加えた。 「ある種の視覚刺激の構成の仕方によって、本人がコントロールできないまま、顔の知覚が引き起こされることがあります。例えば私があなたに『床に顔が見える』と言って写真を見せた場合、何もないはずの画像に『顔』が見えてしまう。人によってはその『顔』を私以上に見つけ出してしまう人もいるでしょう」 そう説明し、ホルタ氏は「もしあなた(記者)が、私が患者と一緒に見た超常現象の数を尋ねたら、私は本の中のすべての超常現象を見たと思う、と答えるでしょう。脳の損傷に起因する現象は、人々が超常現象と表現するような一連の感覚を生じさせるのです」と語った。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Seeings ghosts and aliens means you have 'brain damage,' says expert(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/seeings-ghosts-aliens-means-you-28727485?int_source=nba
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社会 2022年12月24日 06時00分
64歳女、隣人に預けた“大人のおもちゃ”箱の中に夫の頭部 遺産相続狙いの犯行か
妻や夫がパートナーを殺害する事件はまれに起こるが、とある国では夫を殺害後、姑息な言い訳を使って隣人を巻き込んだ女がいる。 スペイン・カンタブリア州で、64歳の女が当時67歳の夫を殺害。夫の首を切って箱に入れ、隣人に「大人のおもちゃ」とうそをついて隣人に保管を頼んだ。海外ニュースサイト『METRO』と『Mirror』、『The Daily Star』などが12月9日までに報じた。 >>共有施設の扉閉めず注意された75歳男が逆上、階下に住む80代夫妻を射殺 呆れ声集まる<< 報道によると女は2019年2月頃に夫を殺害したという。殺害についての詳細は明らかになっていないが、動機は相続に関するものだった。女は夫の唯一の相続人で、夫が死亡すると早めに相続ができる立場にあった。相続の額は不明だ。女は夫を殺害すると、遺体をバラバラにしてどこかに捨てた。 遺体のほとんどは捨てたが、頭部だけは自宅に保管していた。連絡が取れないことを不審に思った夫の親類が、2019年4月に警察に通報。警察が捜査を始めたことを知った女は、頭部を箱に入れ、隣人の女性に「大人のおもちゃが入っている。しばらく預かってほしい」と頼んだ。 隣人は快く引き受け保管していたが、箱を渡されてから約3カ月後の2019年9月、隣人のパートナーが箱の中から異臭がすることに気づいた。隣人とパートナーが箱を開けると、そこには斬首された人間の頭部があり、2人はパニックを起こしてすぐに警察に通報したという。 なお、箱から異臭が出ることを防ぐために頭部をゆで、アルミホイルに包んでいた。そのため隣人が箱から異臭がすると気づくまでに何カ月かの時間がたったとみられている。 頭部は腐敗していたが警察は歯型から夫だと判断。女は逮捕された。 女は逮捕後も、夫が自主的に姿を消したと話して無罪を主張し、隣人に渡した箱の中身を「誕生日に買った大人のおもちゃで間違いなかった」と主張。しかし、2022年12月に女の裁判が行われ、女に15年の刑務所行きが言い渡された。なお、頭部以外の夫の遺体は現在までに見つかっていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「夫を殺害したこと自体恐ろしいけど、さらに頭部を隣人に渡していること自体、異常としか言えない」「他の遺体はどこかに捨てたのに頭部だけ持っていたというのも怖い」「ずっと無罪を主張し続けていたことが恐ろしい」「頭部をゆでたりアルミホイルに包んだり、手の込んだことをしているのが人間のすることではない」「隣人が快く受け取っているあたり、女の外面は良かったのだろう」「遺体がまだ見つかっていないことが怖い。どんな隠し方をしたんだ」「隣人に同情する」といった声が上がっていた。 女の行動の異常さに寒気を覚えた人も多いようだ。事件の内容をより明らかにするためにも、遺体の隠し場所を含めた詳細を女はきちんと警察に話すべきだ。記事内の引用について「Woman gave box of ‘sex toys’ to neighbour containing partner’s severed head」(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2019/10/03/woman-gave-box-sex-toys-neighbour-containing-partners-severed-head-10858706/「Woman gave neighbour box she said contained sex toys - but it actually contained head」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/woman-gave-neighbour-box-said-28693173「Woman gives neighbour box of husband's boiled head after claiming sex toys were inside」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/woman-gives-neighbour-box-husbands-28696442
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スポーツ 2022年12月02日 18時30分
W杯スペイン戦、影のMVPは吉田麻也? コスタリカ戦から評価一変、敗退危機阻止した守備に大絶賛
2日に行われ、日本が「2-1」で勝利したW杯グループステージE組第3戦・スペイン戦。先発フル出場した日本代表DF・吉田麻也のプレーがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、「2-1」と日本1点リードで迎えた後半44分でのこと。日本はスペインから猛攻を受けながらも集中した守備で耐えていたが、スペインFWのマルコ・アセンシオから一瞬の隙を突かれ強烈なミドルを打たれる。日本GK・権田修一は手前でバウンドする難しい軌道のシュートを何とか弾くも、こぼれ球がペナルティーエリア内にいたスペインFWのフェラン・トーレスの前で大きく跳ねた。 ボールを見たトーレスは猛然と走り込みながらジャンピングボレーをたたき込もうとしたが、同時にボールに突っ込んでいた吉田がわずかに早く左足つま先でボールを大きくクリア。この後日本はセカンドボールを拾ったスペインに再び攻められると、PA内に侵入したFWのダニ・オルモにシュートを打たれたが、権田が今度はしっかりキャッチしピンチをしのいだ。 >>W杯日本戦、三笘が足首故障していた? 久保の暴露に驚き「完治してないのか」、森保監督の起用法にも悪影響か<< 間一髪で決定機を阻止した吉田のプレーに、ネット上には「吉田! よくぞクリアしてくれた!」、「吉田の決死のプレーに震えた、あれが無ければ間違いなく同点、グループ敗退だった」、「堂安(律)、田中(碧)の得点が注目されてるけど、1番のMVPは吉田のこぼれ球対応だったと思う」といった称賛の声が相次いだ。 また、中には「コスタリカ戦とは大違いの素晴らしいキックだ」、「前節のやらかしを今節見事に取り返したな」、「コスタリカ戦で叩かれた反省が活きてて本当によかった」と、グループ第2節・コスタリカ戦を引き合いに出し賛辞を贈るファンも。吉田はコスタリカ戦の後半36分、味方へのパスのつもりで蹴り出したボールを相手に奪われ決勝点を決められる致命的なミスを犯しバッシングを浴びているが、今回のクリアで名誉挽回に成功したようだ。 試合後のインタビューでは目を赤らめながら「言葉になりません。これだから代表はやめられないですね。最高でした」と喜びをあらわにした吉田。戦犯から英雄になった代表キャプテンは次戦の12月6日・クロアチア戦でも頼りになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月01日 21時30分
W杯スペイン戦、猛批判浴びた吉田麻也に名誉挽回チャンス? ドイツ戦で見えた攻略の糸口を掴めるか
W杯グループE組第2節までを終え、「1勝1敗・勝ち点3・得失点差0」でグループ2位につける日本。12月2日午前4時、決勝トーナメント進出をかけて「1勝1分・勝ち点4・得失点差7」の首位・スペインと対戦する。 日本は第2節・コスタリカ戦に勝てばグループ突破が決まる可能性があったが、終始攻めあぐねたままワンチャンスを決められ「0-1」で敗戦。「2-1」で逆転勝ちした第1節・ドイツ戦の金星がかすむような敗戦は多くのファンを失望させ、森保一監督をはじめ選手・首脳陣は激しいバッシングも浴びた。 >>W杯日本戦、主将・吉田がミスを責任転嫁?「自分が悪いと思ってないのか」敗戦後インタビューに批判相次ぐ<< 日本は迎える第3節は勝利で突破、敗戦で敗退、引き分けならドイツ対コスタリカ戦の結果次第と最低でも引き分けが求められる状況。ただ、スペインは第1節でコスタリカを「7-0」で粉砕し、第2節・ドイツ戦も「1-1」で引き分けたもののボール支配率は61%と圧倒的な実力を見せていることから、ファンの間では敗戦濃厚という厳しい見方が大半となっている。 ただ、当事者の選手たちは弱気なファンとは対照的に、スペインにも付け入る隙は十分あると強気の姿勢を見せている。これまでの報道では板倉滉が「セットプレーで点を取れたら優位に進むし、チームも助けられる」、「詳しいことは言えないけど狙いはある」とセットプレー、前田大然が「結構GKはプレスをかけられるとおどおどしていたような感じだったので、そこはチャンスかなと思う。前線からどんどん追いかけ回せばチャンスは来ると思う」とハイプレスに攻略の糸口があるとそれぞれ語ったことが伝えられている。 スペインは9月25日の欧州ネーションズリーグ・スイス戦で、セットプレーから2失点を喫し「1-2」で敗戦。今大会でも第2節・ドイツ戦の前半39分、結果的にはオフサイドだったものの、右サイドからのフリーキックに反応したドイツのアントニオ・リュディガーをほぼフリーの状態にしてしまいヘディングシュートをたたき込まれるというシーンがあった。大会前から露呈しているセットプレーの不安を日本も積極的に突いていきたいところだろう。 また、ドイツ戦のスペインは後半10分、ドイツにプレスをかけられたGKのウナイ・シモンがパスミスを犯し、その流れからジョシュア・キミッヒに強烈な枠内シュートを打たれ肝を冷やす場面もあった。ハイプレスはかわされると逆に空いたスペースを利用される危険性もあるが、リスク覚悟の寄せで揺さぶりをかける必要もありそうだ。 森保監督がスペイン戦でどのようなスタメンを組むかにもよるが、セットプレーで一発を狙うなら吉田麻也(身長189センチ)、冨安健洋(187センチ)、板倉(186センチ)ら高身長のDF陣がキーになる。一方、ハイプレスを試みるなら前田、浅野拓磨といった快速FWを中心に、チーム全体で連動して行うことが重要になるだろう。実際、前田も「僕だけ(前に)いっても取れないので、チームとしていければ」と口にしたことが伝えられている。 A代表ではスペインと過去に1回(2001年/国際親善試合)だけ対戦経験があるが、この時は「0-1」で敗れている日本。21年ぶりの再戦で史上初の勝利、そしてグループ突破をつかみ取ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年12月01日 18時30分
W杯スペイン戦、森保監督は4バックでスタート? 負けたら終わりの大一番へ送り出す11人は
FIFAワールドカップカタール大会1次リーグ最終戦が日本時間1日28時に始まる日本代表。ここまで1勝1敗の勝ち点3でグループ2位につけている。グループリーグ突破が懸かる日本代表の相手は、無敵艦隊スペインである。 ここで今一度グループリーグ突破条件をおさらいする。日本はスペインに勝てば、文句なしに突破。負けた場合は敗退する。引き分けの場合は、同時刻に行われるコスタリカ対ドイツの結果次第となる。1.ドイツが負けた場合、コスタリカが勝ち点6となり敗退する。2.ドイツが勝った場合、勝ち点4で並ぶが、2点差以上なら得失点差で敗退。1点差なら総得点での争い、総得点も同じなら、直接対決で勝利しているので進出。3.引き分けの場合、コスタリカと並ぶため、大量失点さえしなければ進出。 いずれにせよ、日本はとにかく「得点を決めること」が最重要とされる。ここで最終戦スペインのスタメンを予想してみよう。 初戦、2戦目と森保監督は4−2−3−1で始め、後半は選手交代を行いつつ、3−4−2−1へとシステムチェンジをする戦いをしている。 森保監督はあまり大バクチを打たない。また前日の全体練習を見た限り、今回もスタートは4−2−3−1ではないかと思われる。 GKは1戦目ではマンオブザマッチ、2戦目ではセーブするタイミングがずれ失点してしまった権田だろう。 DFは左から長友、吉田、板倉、そして2戦目をけがで欠場した冨安が復帰。ボランチは「デュエルキング」こと遠藤航を置きたいが、故障を抱えるため守田。今回は期待されながらもトップ下で結果が残せていないが、ブンデスリーガでも本職である鎌田を起用したい。 MFは左に途中起用が成功している「ドリブルキング」三笘、トップ下を幼いころからスペインリーグで活躍している久保、右に「スピード王」伊東。FWは前線からのプレスに定評がある、前田。 大バクチを打たない森保監督としては、鎌田のポジションが悩みどころ。トップ下を任せ、ボランチには田中を起用するかもしれない。 また後半からは戦況や選手の疲労具合を見て、ボランチにスペインで活躍する柴崎や、ドイツ戦でゴールを決めた堂安、浅野を投入するのでは。 他会場の状況を見て戦術を変えるなど、今の日本代表の実力ではできないので前半から積極的にアタックしてほしい。点を取られても「点を取りに行く」ことをしなければ、グループリーグ突破の道は開けない。 スペイン代表は負けた場合、突破できない可能性もあるため「手を抜く」ということもない。ワールドカップの組み合わせが決まり、厳しいグループに入ったとメディアやサポーターに言われた時、選手たちは「これで本気のスペインやドイツと戦うことができる!」と言っていた。まさに今回が「絶対に負けられない戦い」であり、今の日本サッカーの実力が試される時でもある。 2大会続けてのグループリーグ突破。初のベスト8以上をめざし、頑張れ!日本!文/みうらけん
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ミステリー 2022年09月18日 23時00分
人類は不老不死になれる?スペインの研究チームが「不死の生物」のDNAを解析することに成功
人類が昔から追い求めてきたもの、不老不死。ギルガメシュ叙事詩や秦の始皇帝の伝説や歴史をひもといても古くから人々が老いや死を恐れ、どうにかして遠ざけようとしてきたことが分かる。現代では科学や医療技術の発展により、治らなかった病気が治せるようになって結果的に長寿になってきているが、それでも若返りや不老不死の技術は得られていない。 そんな中、スペインの大学の科学者グループが不老不死という驚くべき性質を持つクラゲの謎を解き明かすことに成功。近いうちに人類の役に立つかもしれないとして注目を集めている。 >>江戸時代、富山に11メートルの人魚「海雷」が出現していた!?<< 『米国科学アカデミー紀要』に掲載された「死せる刺胞動物と死せざる刺胞動物の比較ゲノム学により、若返りの背後にある新しい鍵が明らかになる」というレポートを執筆したのはスペインのオビエド大学生化学・分子生物学部の研究チーム。ここでは地球上で唯一「不死」に分類される生き物の一つ、Turritopsis Dohrniiことベニクラゲを研究している。 ベニクラゲは多くの生き物の中でも珍しい、「成体から幼生に自由に戻ることができる」という若返りの能力を持っている。なおこのクラゲも水質の悪化や病気、補食されるとあっさり死んでしまうため、厳密には不死身ではない。しかし老化を逆転させる能力を持ち、実際に生きようと思えばいくらでも生きられるため、不死の生物と言われることが多い。 今回の研究はこのベニクラゲをほぼ同類のクラゲと比較、ベニクラゲが自分自身を若い状態に戻すために使っているDNAの正確な部分を分離することに成功したというもの。「複製、修復、テロメア維持、酸化還元環境、幹細胞集団、細胞間コミュニケーション」に関連する遺伝子の変異や伸長を同定したという。さらに、本質的に逆年齢化させるDNAがどの部分に影響するかを見つけるため、さらに研究を進めているとのこと。 ベニクラゲを研究、利用して不老不死に、という話は創作の世界でも登場している話だ。だがもしかすると近い将来、本当にベニクラゲのDNAを利用して人間の老いを止めたり、現在では治せない多くの病気の治療に役立てることができるかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Humans could become 'immortal' thanks to a breakthrough in unique jellyfish science(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/humans-could-become-immortal-thanks-27933868
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社会 2022年09月16日 06時00分
誘拐を偽装し母から700万円だまし取ろうとした娘が逮捕、彼氏家族も共犯者と発覚
金銭に困ったとき、親を頼ろうとする子どもは少なくはないかもしれないが、海外では親から金銭をだまし取るため、身近な人物と偽装誘拐を企てた娘がいる。 スペイン・テネリフェ島で、30歳の娘が自分の誘拐を偽装して母親に金銭を要求した。共犯者は娘の交際相手の男性とその家族だったと海外ニュースサイト『Casino.org』と『New York Post』、『Daily Mail Online』などが9月7日までに報じた。 >>15歳少女、彼氏の血液を体内に注射し真実の愛を証明 彼氏が逮捕されてしまう<< 報道によると、娘は高齢とされている母親から金銭を奪い取ろうと、誘拐を偽装したという。娘は誘拐されて脅されていると見せかけた動画を母親に送り、身代金として5万ユーロ(約716万円)を振り込む必要があると伝えた。動画で娘は目隠しをされ、血に見せかけたペイントを口の周りに施されていたそうだ。娘の後ろには黒い洋服を着て黒い手袋をはめた人物がおり、娘の首元にナイフを突きつけていた。動画の中で娘は「ママ、彼らは私を誘拐したの。理由は分からない。警察には言わないで。もし警察に言ったら殺される」とすすり泣きしながらカメラに向かって言い、さらに殴られて食べ物を与えられていないことも伝えたそうだ。黒い洋服を着た人物は、5万ユーロを振り込めば娘を解放すると言っていた。 母親は動画を受け取った後に銀行から5万ユーロを引き出し、警察に連絡。警察が捜査を進めた結果、動画が撮影された場所などから娘の偽装誘拐だと判明した。さらに娘の30歳の彼氏とその家族4人も偽装誘拐に関わっていると発覚。娘と彼氏、彼氏の家族4人が事件発生から24時間以内に逮捕されたという。警察はすぐに偽装誘拐であると気づいたため、母親は5万ユーロを振り込むことはなかった。動画に映っていた犯人役の人物は彼氏または彼氏の家族とみられている。 当局によると、娘の彼氏の自宅を調べた際、動画に映っていたナイフや目隠しなどのアイテムが見つかったことが逮捕の大きなきっかけになったという。逮捕の際、娘と彼氏、彼氏の家族はカジノにおり、全員カジノで逮捕されている。娘にはけがひとつなかった。 また娘は過去にも同じような偽装誘拐を少なくとも3回企てており、母親に「自分の命が狙われている」などとつづった手紙を送って母親から合計4万5000ユーロ(約645万円)をだまし取っていたことも明らかになった。過去3回の誘拐にも今回の誘拐に関わった彼氏やその家族が関連している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「親にこんな方法でお金を払わせるなんてどうかしている」「娘もひどいけど彼氏とその家族も最低。全員にだまされた母親が不憫でならない」「奪ったお金はどうしていたのか。逮捕された時カジノにいたし、カジノで散財してそう」「母親は何回もだまされていて気づかなかったのか」「母親なら娘の身の安全が第一だし、娘が脅迫されそうな心当たりがあったのかも」といった声が挙がっていた。 娘だけではなく、彼氏や彼氏の家族にまでだまされた母親の精神的ショックは計り知れない。娘らが反省し母親の傷が少しでも癒えることを願うばかりだ。記事内の引用について「Gambling Hall Serves as Backdrop in Spanish Kidnapping Hoax」(Casino.org)よりhttps://www.casino.org/news/gambling-hall-serves-as-backdrop-in-odd-spanish-kidnapping-case/「Woman arrested after faking kidnapping 4 times to extort her mom」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2022/09/07/woman-arrested-for-faking-kidnapping-to-extort-her-mother/「Is this the world's worst daughter? Woman, 30, mocks up her own violent kidnapping to scam £43,000 ransom from her elderly mother - before Spanish cops find her in a casino」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-11189909/Woman-30-mocks-violent-kidnapping-scam-43-000-ransom-elderly-mother.html
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スポーツ 2022年09月09日 20時00分
J1神戸のイニエスタがブランド立ち上げ、第一弾のスパイクをお披露目「日本での生活は私の人生の一部」
J1神戸に所属する元スペイン代表のアンドレス・イニエスタが8日、東京・国立競技場で自身のサッカーブランド「Capitten(キャピテン)」をお披露目した。 >>全ての画像を見る<< イニエスタは、フットウェアクリエイターの井上晋平氏ら日本の靴職人と本ブランドを立ち上げ、第一弾の商品であるスパイクらをこの日報道陣に紹介。ブランド名の「Capitten」の末尾の「en」が、日本語の「縁」に由来していることも明かした。 イニエスタは「今年これを立ち上げることができたのは良かったです。アンビシャスなプロジェクトだと思っています。この日を迎えることができて本当に嬉しい」と笑顔でコメント。「去年までは他のメーカーとの契約があり、それが終了しないと、今回のような自分のブランドのプロジェクトを立ち上げることは難しかった。でも、わたしはいつも自分のブランドを作りたいと思っていたのです」とブランドの立ち上げが念願であったとコメント。 第一弾のスパイクは白と青がキーカラーになっている。「ファーストエディションとなる今回は、色にも意味合いを持たせたいなって思っていたんです。見た時に非常に綺麗で、エレガントな、そして履き心地のいいものをめざしました」とこだわりを紹介。「8は私のラッキーナンバー」と限定エディションであるサイン入りスパイク(8万円+税)をこの日から888足限定で販売することも嬉しそうに発表した。 有力ブランドと組んでの発表ではなく、日本の職人をパートナーに選んだことについては「誰と働くのか、どこで行うかは深く考えたことはありませんでした。道で行き交う人、そういう人たちにもご縁があると思っていた。私は信頼がある人と何かが作りたかった。成長したいと思っている人と何かがやりたいと思って今回のパートナーを選んだ」とイニエスタは説明。 自身にとって日本は特別な国であることも強調する。会見場に国立競技場を選んだのは、そこが19年に天皇杯優勝を決めた思い出の場所であることを説明し、「日本での生活は今や私の人生の一部になっています。全てが関わりあって、今日の日を迎えていると思います」と日本への思いを述べる。今後の展望について問われると、「遠い将来のビジョンは持っていない」としつつも、世界での販売も目標にしていることを明かし、「これが世界展開できるような履き心地の良いシューズになるか、今後、世界展開の視野も持ちながら見守っていきたい」と嬉しそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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レジャー
サグラダ・ファミリア聖堂、完成型に驚く?『ガウディ展』、ルーツから壮大な構想、最新映像まで全網羅でスペインに行きたくなる!
2023年08月18日 17時00分
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社会
くぎ入りソーセージを放置した男が逮捕 散歩中の犬が食べてしまい病院に
2023年03月08日 06時00分
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ミステリー
脳に何らかの損傷があると幽霊や宇宙人が見えてしまう?スペインの神経心理学者が言及
2022年12月24日 23時00分
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社会
64歳女、隣人に預けた“大人のおもちゃ”箱の中に夫の頭部 遺産相続狙いの犯行か
2022年12月24日 06時00分
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スポーツ
W杯スペイン戦、影のMVPは吉田麻也? コスタリカ戦から評価一変、敗退危機阻止した守備に大絶賛
2022年12月02日 18時30分
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スポーツ
W杯スペイン戦、猛批判浴びた吉田麻也に名誉挽回チャンス? ドイツ戦で見えた攻略の糸口を掴めるか
2022年12月01日 21時30分
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スポーツ
W杯スペイン戦、森保監督は4バックでスタート? 負けたら終わりの大一番へ送り出す11人は
2022年12月01日 18時30分
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ミステリー
人類は不老不死になれる?スペインの研究チームが「不死の生物」のDNAを解析することに成功
2022年09月18日 23時00分
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社会
誘拐を偽装し母から700万円だまし取ろうとした娘が逮捕、彼氏家族も共犯者と発覚
2022年09月16日 06時00分
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スポーツ
J1神戸のイニエスタがブランド立ち上げ、第一弾のスパイクをお披露目「日本での生活は私の人生の一部」
2022年09月09日 20時00分
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社会
56歳女、入院中の70歳彼氏に下剤を大量に飲ませ殺害 総額1千万円以上を奪う
2022年02月18日 06時00分
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社会
成績が悪くネット禁止され激怒、15歳少年が両親と弟を殺害 遺体と3日間過ごす
2022年02月16日 06時00分
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ミステリー
心霊現象か、それともフェイクか?30年以上現れ続けた「ベルメスの顔」
2021年10月16日 23時00分
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社会
コーヒーの味が納得できず警察官がウエートレスを逮捕 裁判所は逮捕が正当だったと認め賛否
2021年10月15日 06時00分
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社会
上司の男性器を切断した女を逮捕、襲われそうになって抵抗?「被害者なのになぜ」の疑問の声も
2021年06月12日 06時00分
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社会
社員のモチベーションを上げるため“自慰”休憩を設けた女性社長、画期的な策が社員の好評得る
2021年06月03日 06時00分
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ミステリー
「また」起こった修復失敗騒動 なぜスペインで頻発するのか?
2020年11月21日 23時00分
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社会
「まるで血の海」の声 タンクから噴き出し5万リットルのワインが工場から流れ出る
2020年09月30日 06時00分
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ミステリー
手のひらの目、魔方陣…ガウディがサグラダ・ファミリアに残した「暗号」
2020年09月26日 23時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分